仮想サーバ名は、仮想サーバが動作している物理サーバの名前には依存せず、サーバからサーバにマイグレートできます。クラスタ環境では、アクティブ ノードは物理ホスト名と IP アドレスではなく常にクラスタ仮想名と IP アドレスを使用してサービスを提供します。クラスタを使用して、別のサーバにジョブが引き継がれる場合でもサービスが継続して利用できるように仮想サーバを作成します。仮想名と IP アドレスは Arcserve Backup とリンクされています。同様に、その他のクラスタ対応アプリケーション(SQL/Exchange Cluster)でも、高可用性を目的として、インストール中に専用の仮想名と仮想 IP アドレスが作成されることがよくあります。
物理サーバとは異なり、仮想サーバは特定のコンピュータに関連付けられていないため、1 つのサーバから別のサーバにフェールオーバできます。仮想サーバをホストするサーバに障害が発生した場合でも、クライアントは同じ仮想サーバ名を使用してそのリソースにアクセスできますが、クラスタ内の別のサーバにリダイレクトされることになります。
Copyright © 2016 |
|