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認証セキュリティ設定

以下のセクションでは、Arcserve Backup を使用する際の認証およびセキュリティ関連の問題に対処するのに役立つ方法を説明します。セキュリティ関連問題の症状は状況に応じて変わるため、このセクションには考えられる解決策のみが含まれています。

考えられる解決策

以下に、セキュリティ関連の問題に対処するのに役立つ解決策を示します。

• Arcserve Backup で caroot アカウントが適切に認証されたことを確認します。この認証を実行するにはサーバの環境設定ウィザードを使用します。［バックアップ サーバのログオン/管理パスワード］オプションを選択し、caroot アカウントとパスワードを設定します。
• Arcserve Backup フォルダが以下と共有されていることを確認します。
  • 管理者 -- フル コントロール
  • Arcserve Backup システム アカウント -- フル コントロール
  • バックアップ オペレータ -- 変更と読み取り
• バックアップ アカウントに必要な権限がわからないという一般的な問題がある場合は、以下の情報を考慮してください。

  ローカルの Arcserve Backup サーバのみをバックアップする場合、インストール時に設定された Arcserve Backup システム アカウントに十分な権限があります（管理者およびバックアップ オペレータ）。

  ドメイン内のリモート データをバックアップする場合（Client Agent for Windows または Arcserve Backup のネットワーク機能を使用）、バックアップ アカウントに追加の権限が必要です。強力なバックアップ アカウントに必要な共通の権限の概要を以下に示します。バックアップ アカウントはニーズに合わせてカスタマイズできます。一部の権限が環境によっては不要になる可能性があります。

  注: ストレージ関連機能に対するセキュリティ要件は、アクセスするリソースに応じて異なります。Windows セキュリティのルールおよび要件は、常に考慮する必要があります。

  バックアップ アカウントには、以下のグループ権限が必要です。

  • Administrator
  • Backup Operator

    注：A user in the Backup Operator Group does not have rights to access the Arcserve Backup database.そのため、バックアップ マネージャでメンバ サーバはユーザに表示されません。

  • Domain Administrator

  バックアップ アカウントには、以下の拡張権限が必要です。

  • オペレーティング システムの一部として機能
  • ローカル ログオン
  • サービスとしてログオン
• Arcserve Backup によってドメイン内のセキュリティを入力するよう指示された場合は、コンテキストとして常に「ドメイン\ユーザ名」を使用します。
• 1 つのログイン/パスワード セッションで 2 つのコンピュータ間の接続を確立した場合、同じログイン/パスワード セッションで 2 番目の接続を確立しようとすると、セッション認証情報の競合が発生する可能性があります。確立されている可能性のある既存のセッションを考慮し、リソースにアクセスする Arcserve Backup の機能に対してどのような影響があるかを常に考慮してください。
• Windows セキュリティ アカウント情報がオペレーティング システム レベルで変更された場合、Arcserve Backup ジョブに入力されたセキュリティは静的で、動的に更新されません。Arcserve Backup ジョブにパッケージされているアカウント情報を変更する場合は、ジョブを変更し、適切なセキュリティ情報で再パッケージ化する必要があります。
• Arcserve Backup Client Agent for Windows を通じてリモートのレジストリおよびシステム状態情報をバックアップする必要があります。
• cstop コマンドと cstart コマンドを使用せずに CA Remote Procedure Call サービス（CASportmap）を手動で停止し、再度開始した場合、サービスはそのポート割り当てと適切に通信できません。この場合、caroot と同等の権限を持つユーザ アカウントは Arcserve Backup ドメインにログインできません。

  Arcserve Backup ドメインにログインできるようにするには、cstop コマンドを実行してから、cstart コマンドを実行します。これでサービスが正しく通信でき、caroot と同等の権限を持つユーザ アカウントが Arcserve Backup ドメインにログインできるようになります。