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bab - 使用法

bab コマンドには、Arcserve Backup サービスを制御する際に実行するアクションを定義するために使用されるオプションが含まれます。

bab コマンドには、以下のオプションが含まれます。

-cahost <hostname>

処理をホストするシステムの名前を識別します。

処理をリモート システムで実行する場合は、コマンドにこのスイッチを含める必要があります。

この処理をローカル システムで実行する場合は、このスイッチは必要なく、コマンドに含める必要はありません。

注:If you include -cahost in the command, you must also specify the hostname of the system (local or remote) hosting the operation.

注:Arcserve マネージャ(コンソール)モードを使用して Arcserve Backup をインストールした場合、ローカル マシンからこのコマンドを実行するには、-cahost スイッチを含める必要があります。このコンソール インストール モードでは実際にすべての Arcserve Backup 機能をローカル マシンにインストールしないため、Arcserve Backup を含むプライマリまたはメンバ サーバにこのコマンドをリモートでサブミットする場合には -cahost を含める必要があります。そうしないと、コマンドは失敗します。

usage

bab 基本コマンドのリストを表示します。

- load

Arcserve Backup デーモンを開始します。

指定したサービスまたはすべてのサービスをロードします。デフォルトでは、すべてのサービスがロードされます。

-unload [-force] [-quiet]

Arcserve Backup デーモンを停止します。

指定したサービスをアンロードします。指定しない場合、3 つのサービス(cadbd サービス、camediad サービス、および caqd サービス)がアンロードされます。デフォルトでは、これらの 3 つのサービスがアンロードされます。

-force

-force を指定すると、ジョブが待機中であっても強制的にアンロードされます。

-quiet

-quiet オプションを指定すると、メッセージが表示されなくなります。

-show [-v]

Arcserve Backup デーモンのステータスを表示します。

指定したサービスまたはすべてのサービスの設定および現在のステータスを表示します。デフォルトでは、すべてのサービスが表示されます。

-v

ステータスおよび環境設定オプションの出力の冗長性を増大させます。-v オプションを使用すると、デーモンのステータスが詳細に表示されます。

-v オプションは、-show コマンドとともに使用すると、サービス名、バイナリのロケーション、状態、登録ステータス、および「kill」タイプを表示します。kill タイプは、特定のサービスが「インモータル」(-force スイッチで停止する必要あり)、または「通常」(必要に応じて停止可能)のいずれかであるかを示します。

-showcfg [-v]

特定の Arcserve Backup サービス、またはすべての Arcserve Backup サービスの現在のステータスと、サービスの設定方法を表示します。

バックエンド サービスのステータスおよびそれらの "kill" タイプ (インモータルまたは通常) を表示します。

「通常」とラベルされたサービスは、必要に応じて停止できます。「インモータル」とラベルされたサービスは、停止が強制され、すべての「通常」サービスがアンロードされない限り、停止できません。

-v

ステータスおよび環境設定オプションの出力の冗長性を増大させます。-v オプションを使用すると、デーモンのステータスが詳細に表示されます。

-v オプションは、-showcfg とともに使用すると、サービス名、バイナリのロケーション、ホスト名、RPC プログラム番号、RPC プログラム バージョン番号、プロセス ID(PID)、トランスポート プロトコル、ファミリ、状態、登録ステータス、および「kill」タイプを表示します。kill タイプは、特定のサービスが「インモータル」(-force スイッチで停止する必要あり)、または「通常」(必要に応じて停止可能)のいずれかであるかを示します。

-reconfig

1 つ以上の特定の Arcserve Backup サービスを停止し、環境設定ファイルを再読み込みし、その新しいファイルの設定を使用してサービスを再起動します。

このコマンドを実行すると、バックエンド サービスが作成され、指定されている場合、caserved が環境設定ファイルを再読み込みし、検出した変更があればそれを有効化します。

-status

サービスのステータスを簡潔に表示します。

-removehost

Arcserve Backup 環境からホストを削除します。

注:The <hostname> must be a valid host name and exist in the primary server.

-getprimary

現在のドメインまたは指定したホストがあるドメインに含まれるプライマリ サーバの名前を返します。(ホスト サーバとして)任意のドメイン メンバの名前を指定し、プライマリ サーバ名を取得できます。

デフォルトでは、-cahost が指定されていない場合、ローカル マシンのプライマリ サーバが検索されます。-cahost が指定されている場合、ホスト名を持つプライマリ サーバを検索します。

-getdomainservers

現在のドメインまたは指定したホストがあるドメインに含まれるすべてのサーバのリストを返します。任意のドメイン メンバの名前をホスト サーバとして提供できます。

デフォルトでは、-cahost が指定されていない場合、ローカル マシンのドメインに含まれるすべてのメンバ サーバが検索されます。-cahost が指定されている場合、ホスト名のドメインに含まれるすべてのメンバ サーバが検索されます。

詳細情報:

bab - Arcserve Backup サービス コマンド

bab - 例