データ マイグレーションは、ステージング ベースのバックアップ ジョブで一時保存場所から最終バックアップ先メディアにデータを移動するプロセスです。つまり Arcserve Backup は、ファイル システム デバイス(FSD)、物理ライブラリ、仮想テープ ライブラリ(VTL)などのステージング デバイスに存在するデータを、ジョブに定義されたコピー ポリシーが満たされた後、最終バックアップ先メディアにマイグレートします。最終バックアップ先メディアはテープ メディアまたは FSD です。
UNIX/Linux Data Mover を使用すると、以下の表に示すシナリオを使用して Arcserve Backup でデータをマイグレートすることができます。
|
ステージングの場所 |
最終バックアップ先メディア |
|---|---|
|
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
テープ メディア |
|
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
|
テープ メディア |
テープ メディア |
|
テープ メディア |
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
上記のマイグレーション ジョブはプライマリ サーバまたは Data Mover サーバを介してサブミットできます。マイグレーション ジョブは、最終バックアップ先メディアの指定方法に従い、プライマリ サーバまたは Data Mover サーバから実行できます。
例:Server that Executes Migration Jobs
以下の例では、マイグレーション ジョブを実行するサーバについて説明します。
![バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブ:選択されたメディアは、プライマリ サーバに接続されたデバイスに関連付けられています。](36631.png)
![バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブ:選択されたメディアは、Data Mover サーバに接続されたデバイスに関連付けられています。](36632.png)
|
Copyright © 2015 |
|