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データベース全体または物理データベース構成要素のリストア
データベース全体または物理データベース構成要素をリストアできます。
データベース全体または物理データベース構成要素のリストア方法
- Oracle Serverが稼働中の場合はシャットダウンします。Oracle Serverをシャットダウンせずに表領域またはデータ ファイルのみをリストアしたい場合は、表領域をオフラインにします。
- Arcserve Backup を起動して、リストア マネージャを開きます。
- [リストア マネージャ]ソース タブで[Oracle Server]を展開し、[ツリー単位]オプションを使用してリストアするオブジェクトを選択します。
注:Oracle データベース オブジェクトは、自動的に元の場所にリストアされます。元のロケーションにリストアする場合、デスティネーションを選択する必要はありません。
リストアするオブジェクトを選択する場合、以下の点に注意してください。
- 制御ファイルをリストアするには、[~CONTROLFILE]オブジェクトを選択します。リストア処理により、制御ファイルが「CONTROL.SIDNAME」としてAgent for Oracleのホーム ディレクトリに保存されます。リストアされた制御ファイルは、MS-DOS の copy コマンドを使用して適切なディレクトリにコピーします。
重要:以下のコマンド書式を使用して、デフォルトのデータベース制御ファイルをすべて、リストアされた制御ファイルで上書きする必要があります。
copy CONTROL.ORCL path\CONTROL01.CTL
制御ファイルのリストアの詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
- システム表領域、またはロールバック セグメントを含む表領域のいずれかをリストアするには、まずOracleデータベースをシャットダウンしてから、データベース全体のリストアを実行します。
- [ツリー単位]方式で以前のバックアップ セッションをリストアするには、[復旧ポイント]をクリックしてリストア対象のバックアップ セッションを選択します。バックアップ セッションを選択したら、[OK]をクリックして残りのリストア手順を完了させます。
- Oracleデータベースで使用中の制御ファイルとアーカイブ ログ ファイルが破損していない場合は、バックアップされている制御ファイルをリストアして使用中の制御ファイルを置き換える必要はありません。使用中の制御ファイルをそのまま使用して、データベースを最新の状態にリカバリできます。
- 元のサーバとは異なるサーバにリストアする場合は、[デスティネーション]タブをクリックします。
[デスティネーション]タブで、Windows システムを選択し、リストア先となるサーバ上のファイル ディレクトリを選択します。
注:リストアの完了後に、Oracle データベース ファイルを適切な場所に手動で移動させる必要がある場合があります。複数のアーカイブ ログ デスティネーション ディレクトリを持つ Oracle データベースでアーカイブ ログ ファイルをリストアした場合は、各デスティネーション ディレクトリのアーカイブ ログ ファイルを同期させるために、リストアされたアーカイブ ログ ファイルを、すべてのアーカイブ ログ デスティネーション ディレクトリにコピーします。
Oracleデータベースのリストアは、物理データベース構成要素であるデータ ファイル単位で行われるので、表領域を個別に参照することはできません。
- [スケジュール]タブをクリックして、スケジュール オプションを選択します。
- [サブミット]をクリックします。
[セッション ユーザ名およびパスワード]ダイアログ ボックスが開きます。
- ソースの Oracle Server が稼動しているコンピュータのユーザ名とパスワード(セッション パスワードが設定されている場合はセッション パスワードを含む)を入力または変更するには、セッションを選択して[編集]をクリックします。
- Oracle Server 用に、ユーザ名 SYSTEM(Oracle 9i、10g、11g、または 12c の場合)、または SYSDBA に相当する権限を持つユーザ名とパスワードを入力します。
[OK]をクリックします。
ジョブがサブミットされます。これで、ジョブ ステータス マネージャからジョブをモニタできるようになります。
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