Arcserve Replication シナリオは、システムの運用を管理するための基本となるものです。シナリオは、保護するアプリケーションおよびデータ、アプリケーションやデータがある場所、データをレプリケートする場所、およびその他のシナリオ固有のオプションを記述する仕組みです。Arcserve Replication シナリオのバックアップを実行する前に、バックアップされるシナリオを作成する必要があります。
Arcserve Replication シナリオを作成する方法
注:レプリケーション シナリオおよびシナリオの作成オプションの詳細については、「Arcserve Replication and High Availability 管理者ガイド」を参照してください。
[新規シナリオ ウィザードへようこそ]画面が表示されます。
[サーバおよび製品タイプの選択]画面が表示されます。
注:Arcserve Backup はファイル サーバ、MS Exchange、および SQL Server のシナリオのみをサポートします。
[マスタおよびレプリカ ホスト]画面が表示されます。
バックアップされるシナリオが作成され、関連する情報が Arcserve Backup データベースに挿入されました。
注:既存のシナリオでは、Arcserve Backup データベースの関連情報を更新できます。これは、Arcserve Replication マネージャの[ツール]メニューの[Arcserve Backup サーバの更新]オプションを使用して行います。
注:File Server または Microsoft Exchange Server をシナリオの種類として選択している場合は、他の Arcserve Replication シナリオの作成プロセスと同じ要領で作成を続けます。シナリオ作成の詳細な手順については、「CA ARCserve Replication/High Availability 管理者ガイド」を参照してください。
SQL Server をシナリオの種類として選択している場合は、[マスタ環境設定]画面が表示されます。
[マスタ環境設定]画面には、マスタ ホストのすべての SQL Server データベース、および[選択したルート ディレクトリにある新規データベースをレプリケート]オプションのチェック ボックスが表示されます。
このオプションを選択した場合、シナリオ作成後に SQL Server ルート ディレクトリで新しいデータベースを作成すると、Arcserve Replication により自動的に新しいデータベースがレプリカ サーバにレプリケートされます。ただし、新たに作成されたデータベースは Arcserve Backup データベースには含まれていないので、Arcserve Backup ではバックアップされません。新しいデータベースをバックアップするには、Arcserve Replication 自動検出機能を実行してシナリオを変更する必要があります。これにより、新しいデータベースが認識され、Arcserve Backup データベースに含まれます。
注:Arcserve Replication の自動検出機能では、(ローカルまたはネットワーク上に存在する)データベースまたはメール サーバのすべてのデータベース オブジェクト、関連ファイル、およびディレクトリが自動的に検出されます。自動検出機能の詳細な手順については、「CA ARCserve Replication/High Availability 管理者ガイド」を参照してください。
注:シナリオ作成の詳細な手順については、「CA ARCserve Replication/High Availability 管理者ガイド」を参照してください。
重要:シナリオが Arcserve Backup に追加された後でマスタ サーバに以下の変更を加えた場合、それらの変更が Arcserve Backup によって確実に認識されるようにするため、追加の手順を実行する必要があります。
マスタ サーバを変更した後
新しいデータベースまたはストレージ グループが Arcserve Backup マネージャに表示されます。
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