Arcserve Replication は、非同期リアルタイム レプリケーションを使用して、惨事復旧機能を提供するデータ保護ソリューションです。このホストベースのソフトウェアは、継続的なデータ レプリケーションを提供し、アプリケーション データへの変更を発生と同時に、ローカルまたは WAN（Wide Area Network, ワイド エリア ネットワーク）にあるスタンバイ レプリカ サーバに転送します。継続的なデータ レプリケーションにより、常に最新のデータをリストアに使用できます。継続的なデータ保護は、ウイルス、ユーザ エラー、またはアプリケーション エラーによるデータ破損からリカバリするためのデータのリワインド技術に基づいています。
また、アプリケーション モニタリング、完全に自動化されたフェールオーバおよびフェールバックを追加することで、データ保護機能をさらに強化することもできます。真に継続的なアプリケーションの可用性を実現するための高可用性ソリューションである Arcserve High Availability （HA）を使用することで、これらの機能を利用できます。
Arcserve High Availability は、Arcserve Replication の機能の上位機能を提供します。具体的には、Arcserve High Availability によって、実稼働マスタ サーバからセカンダリ レプリカ サーバへのクライアントの自動フェールオーバ機能（プッシュ ボタン）が追加されます。そのためにクライアントを再設定する必要はありません。また、実稼働サーバおよびサーバで実行中のアプリケーションのステータスを自動的にモニタリングする機能も追加されます。マスタ サーバが元の状態にリストアされたら、IT 管理者は Arcserve High Availability を使用することによって、ボタンを押すだけでマスタ サーバを再開できます。データやアプリケーションの可用性を失うことなくレプリカ サーバから自動的にフェールバックできるのです。
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