Arcserve Replication では、レプリケーション プロセスおよび同期プロセス時にレポートを生成できます。これらのレポートはマスタに格納、Arcserve Replication マネージャで表示するために送信、または指定したアドレスへ電子メールで送信できます。また、スクリプトの実行もトリガできます。
Arcserve Replication の生成レポートには以下のものがあります。
シナリオ レポートには、同期化タスクからの統計情報(レプリケートされた変更データの量など)が含まれます。このレポートは、各同期化プロセスの最後に表示されるように設定できます。
このレポートは、すべてのプロセスが正常に実行されていること、および継続的に変更されているデータ量を確認するのに役立ちます。
相違点レポートでは、マスタ サーバとレプリカ サーバ間の相違が比較され、レプリケーション プロセスの最後に各レプリカに対して生成されます。レプリケーションが中断された場合、すべての変更はレプリケーションが再開されるまでマスタ サーバにスプールされます。この中断の間、相違点レポートには変更されたデータ量が表示されます。相違点レポートはいつでも作成できます。
このレポートは、特定のイベントで変更されたデータ量を判断するのに役立ちます。
レプリケーション レポートには、レプリケーション プロセスが開始してからレプリケートされたデータの統計情報、および前回のレポート以降にレプリケートされたデータの統計情報が含まれます。データには、レプリケートされたバイト数、作成/更新/削除/および名前変更されたファイル数、およびエラーの数が含まれます。サマリ レポートまたは詳細レポートのいずれかを表示できます。
このレポートは、環境内でどの程度のデータが変更されているか、大まかに把握するのに役立ちます。
同期化が終わると、転送されたファイルの一覧を表示するレポートが作成されて開かれます。このレポートには、削除あるいは変更されたファイルの総数、転送されたバイト数が含まれ、すべての関連ファイル名、ファイル パス、およびサイズが一覧表示されます。
このレポートは、環境内でのデータ変更とデータの増加をモニタリングおよび管理するのに役立ちます。
注:For more information about reports during the replication process, see the Arcserve Replication and High Availability Administration Guide.
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