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Windows XP および Windows Server 2003 での惨事復旧の実行

クライアント エージェントを使用して、64 ビットの Windows XP および Windows 2003 で Advanced Disaster Recovery を実行できます。

惨事復旧を実行する方法

  1. Windows XP Professional または Windows Server 2003 64 ビット CD を使用して、復旧するコンピュータを起動します。

    プロンプトが表示されます。

  2. 任意のキーを押して CD から起動します。

    画面の下部に、F2 キーを押して自動システム回復を開始するように促すメッセージが表示されます。

    ASR を実行するには F2 を押します。

  3. F2 キーを押します。

    Windows の自動システム回復の GUI が表示されます。

    重要:F2 キーを押してください。押さなければ、通常の Windows インストール手順が開始されます。

    システム パーティションとブート パーティションはフォーマットされており、必要なファイルがハードディスクにコピーされます。

  4. ファイルがコピーされたら、マシンを再起動します。

    デバイス ドライバとネットワーク プロトコルがインストールされます。オペレーティング システムによるボリュームのフォーマット画面。

    重要:Windows XP、または Windows 2003 上のボリュームをフォーマットする間に Enter、Esc、または Alt-F4 を押さないでください。これらのキーを押すと、フォーマット処理が終了し、これらのボリュームのデータがリストアされません。

    DRLAUNCH が自動的に開始されます。DRLAUNCH.exe は、指定されたメディア ファイルをコピーして、64 ビット Advanced Disaster Recovery ウィザードを開始します。

    ADR GUI ADRMAIN.exe が実行開始され、DR 情報を読み取ります。

  5. 表示される[モードの選択]画面で、[高速モード]または[拡張モード]を選択できます。

高速モードの場合

  1. [高速モード]を選択し、[次へ]をクリックします。

[caroot パスワードの入力]ダイアログ ボックスが開きます。

caroot パスワード

惨事復旧セッションはこの期間にリストアする必要があるので、以下の理由により caroot パスワードを入力するように求められます。

注:暗号化されたセッションまたはパスワードによって保護されたセッションをリストアするには、このパスワードを保存されたセッション パスワードまたは暗号化キーと共に使用する必要があります。必要に応じて、手動による各セッションの復号化を回避するために、正しい caroot パスワードを入力します。

  1. パスワードを入力して[OK]をクリックします。
  2. [開始]ボタンをクリックして惨事復旧処理を開始します。

拡張モードの場合

  1. [モードの選択]ダイアログ ボックスで[拡張モード]を選択し、[次へ]をクリックします。

[caroot パスワードの入力]ダイアログ ボックスが開きます。

caroot パスワード

  1. パスワードを入力して[OK]をクリックします。

    [ネットワーク接続]ダイアログ ボックスに続いて、[セッション]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. リストア対象のセッションを選択して、[次へ]をクリックします。

セッションの割り当てダイアログ ボックスで、各行の最後にあるキーの状態に応じてセッションごとのパスワードを入力します。キーには次のようなタイプがあります。

[サマリ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  1. サマリ リストを確認します。
  2. [開始]ボタンをクリックして惨事復旧処理を開始します。

    データは指定されたセッションから指定されたパーティションにコピーされます。進捗状況バーによって、リストア処理の進捗状況が表示されます。

    注:regedit.exe など、32 ビットの Windows プログラムのほとんどは、DOS プロンプト画面から実行できます。[ユーティリティ]をクリックして[実行]を選択すると、Windows のコマンド ライン コンソール ウィンドウが表示されます。

これで、惨事復旧処理は完了です。

:Disaster Recovery ウィザードで、キーボードのショートカット キー Shift + R を使用して再起動することができます。

コンピュータの再起動時に、最新のフル バックアップ時の状態にリストアされます。

重要:Arcserve Backup データベースがこのコンピュータにインストールされており、このコンピュータが Arcserve Backup プライマリ サーバではない場合、ここで Arcserve データベース 回復ウィザードを実行する必要があります。Arcserve データベース回復ウィザードの詳細については、「Arcserve Backup 管理者ガイド」の「Arcserve データベース回復ウィザードを使用した Arcserve データベースの回復」を参照してください。

:USB バックアップ デバイスを使用中に[Disaster Recovery ウィザード]で[インストール]オプションおよび[再起動]オプションを実行するには、以下のキーボード ショートカットを使用します。