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エージェントの環境設定

エージェントをインストールした後、正しい手順に従って orasetup プログラムを実行してエージェントを設定する必要があります。

orasetup プログラムの実行方法

  1. エージェントのホーム ディレクトリに切り替えます。
  2. 以下のコマンドを入力して、orasetup プログラムを起動します。
    ./orasetup
    
  3. エージェントのホーム ディレクトリを入力するように要求されます。デフォルトでは現在のディレクトリに設定されています。
  4. orasetup プログラムは、ユーザがローカル Data Mover の上のデータのバックアップを予定しているかどうか尋ねます。
  5. このマシンに Oracle データベースがインストールされているかどうかを確認するメッセージが表示されます。「Y」を入力して Enter キーを押します。
  6. データベース バックアップに Recovery Manager カタログを使用するかどうかを確認するメッセージが表示されます。使用する場合は、 「Y」を入力して Enter キーを押します。

    注:We recommend using an RMAN catalog when performing a backup because RMAN stores all relative backup information in this catalog, providing your data with the best protection possible.

  7. 新しい環境設定を行っている場合は、Arcserve Backup で使用するすべての Oracle システム ID(SID)を登録するよう求めるメッセージが表示されます。新規のインストールではない場合は、既存の環境設定ファイルを再作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。既存の instance.cfg ファイルおよび sbt.cfg ファイルを保持する場合は、「N」を入力します。

    注: 次の 2 つの環境設定ファイルが作成されます。instance.cfg および sbt.cfg です。

  8. oratab ファイルの内容の印刷を確認するメッセージが表示されます。設定したいものを選択します。
  9. エージェントで使用される Oracle データベースID(Database1、Database2など)を指定するように要求されます。入力したら、Enter キーを押します。
  10. 前の手順で指定した Oracle データベースの ORACLE_HOME 環境変数を入力します。入力したら、Enter キーを押します。
  11. データベースのバックアップに RMAN カタログを使用するかどうかという質問に対して「Y(はい)」と答えた場合は、RMAN カタログを含むデータベースにアクセスする Oracle Net サービスの名前を入力します。
  12. Oracle Agent ログ ファイルが保存されてから自動的に削除されるまでの日数を入力するように要求されます。デフォルト値は 30 日です。以下のいずれかの操作を行います。
  13. RMAN スクリプトが生成されてから自動的に削除されるまでの日数を入力するように要求されます。デフォルト値は 30 日です。以下のいずれかの操作を行います。
  14. このホストに接続することができるユーザ名を入力するように要求されます。
  15. ユーザのパスワードを入力するよう要求されます。