制御ファイルやアーカイブ ログ ファイルが損失または破損した場合は、リストアの設定時にリストア マネージャの[ソース]タブで対象となるファイルを選択することでリストアできます。
重要:バックアップ時に[バックアップ後にログをパージ]オプションを選択した場合、RMAN で必要なログのリストアが実行されるようにするには、[拡張 Oracle リストア オプション]タブの[アーカイブされたログ]オプションのいずれか([リストアしない]以外)を選択する必要があります。[アーカイブされたログ]オプションを選択しないと、必要なログが見つからないためにリカバリ プロセスが適切に機能しないことがあります。ただし、Oracle 9i 以降を使用している場合、回復オプションのいずれかを選択すると、RMAN は必要なアーカイブ済みログを自動的にリストアします。
破損していないアーカイブredoログファイルは、通常、リストア対象にしないでください。アーカイブREDOログを保持していると、システムやデータベースの障害が発生する直前の状態にデータベースをリストアすることができます。
リストアの設定時に[回復(ログの終端まで)]オプションを選択した場合は、制御ファイルが損失または破損している場合を除き、制御ファイルをリストア対象にしないでください。制御ファイルをリストア対象にすると、Agentは、リストアされた制御ファイルを使用してデータベースのリカバリを実行します。その結果、リストアされたバックアップ ファイルに記録された最後のトランザクション以降に発生したデータベースでのトランザクションがすべて失われます。
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