

オプションの使用法 › Arcserve Backup によるテープ ドライブ エラーの修復方法 › ドライブの連続クリーニングの動作
ドライブの連続クリーニングの動作
バックアップ ジョブの実行中にテープ ドライブの汚れが検出されることがあります。テープ ドライブのクリーニングにより、多数のテープ ドライブおよびメディア エラーを解決できます。
Arcserve Backup でドライブの連続クリーニングを行うには、セットアップ中に指定したテープ クリーニング スロットにクリーニング テープを装填し、クリーニング スケジュールを指定しておく必要があります。クリーニング スケジュールを指定しなかった場合は、デフォルトで、100 時間ごとにテープ クリーニング処理を実行するようにスケジュールが設定されます。
バックアップ ジョブ中に Arcserve Backup でテープ ドライブの汚れが検出され、クリーニング スロットが設定されている場合は、以下の分析と処理が自動的に実行されます。
- Arcserve Backup でバックアップ中に書き込みエラーが検出され、テープ ドライブやメディアの汚れがその原因である場合は、テープ ドライブへの書き込みが再度実行されます。
- 2 回目の書き込みが失敗した場合、以下の 1 つ以上の条件に該当するときは、そのテープ ドライブがクリーニングされます。
- テープ ドライブが 1 度もクリーニングされたことがない場合。
- DLTSage がテープ ドライブのクリーニングが必要であることを検出し、ドライブの使用がスケジュールされたクリーニングの 4 分の 1 を超えている場合。
- テープ ドライブの使用が、クリーニングの 3 分の 1 を超えた場合。
- ユーザがテープ ドライブの ForceClean を指定した場合。
Arcserve Backup で、ジョブを継続するためにテープ ドライブのクリーニングが必要と判断された場合は、以下の処理が行われます。
- Arcserve Backup がジョブを停止します。
- ライブラリはテープをホーム スロットに戻し、テープ ドライブをロックします。
- Arcserve Backup からクリーニング処理が指示されます。
- ライブラリはテープをクリーニング済みのドライブに戻し、テープとバッファの位置を調整します。
- Arcserve Backup がジョブを再開します。
Copyright © 2016 .
All rights reserved.
 
|
|