Arcserve Backup による暗号化済み UDP バックアップ セッションの処理方法

UDP では、データ暗号化を使用して、機密性の高いデータを保護することができます。データは、バックアップのサブミット時に指定する暗号化パスワードを使用して保護されます。UDP データを回復するには、リストアのサブミット時にパスワードを指定します。

UDP セッションを Arcserve Backup メディアにバックアップするには、バックアップのサブミット前に、［バックアップ マネージャ］ソース ディレクトリ ツリーに /UDP サーバを追加します。ソース ツリーに UDP サーバを追加するには、UDP のコンピュータ名および認証情報（ユーザ名とパスワード）の指定が必要です。Arcserve Backup では、UDP 認証情報を使用して UDP 暗号化パスワードの取得、データの復号化、Arcserve Backup メディアへのデータのバックアップを行います。その結果、Arcserve Backup は復号化された形式で Arcserve Backup メディア上に UDP バックアップ セッションを保存します。

Arcserve Backup メディアから UDP データを回復するには、パスワードは必要ありません。Arcserve Backup メディア上で UDP データを暗号化したい場合は、ジョブのサブミット時に Arcserve Backup 暗号化オプションを指定します。暗号化オプションの詳細については「管理者ガイド」の「バックアップ マネージャの圧縮/暗号化オプション」を参照してください。