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データベースの障害時のステージングされたデータの管理方法

ディスク ステージングを使用してデータをバックアップすると、バックアップ ジョブ、セッション、ステージング ポリシーなどに関する情報は Arcserve Backup データベースに保管されます。データベースに障害が発生し、Arcserve Backup データベースを回復する必要がある場合、ステージング デバイス(ファイル システム デバイスまたはライブラリなど)上のデータに関するステージング ポリシーは使用できなくなります。このポリシーには、最終的なデスティネーション メディアにいつデータをコピーするか、または FSD (file system device、ファイル システム デバイス)の場合はステージング デバイスからデータをいつパージするかが指定されています。

そのような場合、以下のような状況が生じます。

このような状況に対処し、ステージング デバイスに保存されるすべてのバックアップ データを保持するには、tapecopy コマンド ライン ユーティリティを使用して、ステージング デバイスから最終的なデスティネーション メディアにすべてのバックアップ データをコピーします(この方法を使用すると、金曜のテープ、月曜のテープなどのメディアのローテーション ルールが適用されなくなる場合があります)。次に、[デバイス マネージャ]コマンド ライン ユーティリティ(ca_devmgr)から-purgeオプションを使用してFSDのデータを削除してディスク容量を解法することができます。


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