ライセンスをエージェントに割り当てる方法
Arcserve Backup Agent for Virtual Machines では、カウント ベースのライセンス方法を使用します。Arcserve Backup によって保護するホスト システムおよび VM 1 つに付き 1 つの Arcserve Backup Agent for Virtual Machines ライセンスを登録する必要があります。エージェントのライセンスは、Arcserve Backup プライマリ サーバまたはスタンドアロン サーバ上で登録する必要があります。
例: エージェントのライセンスを設定する方法
以下に、一般的なインストール シナリオを示します。
- 環境が 1 台の Hyper-V ホストと 3 台のゲスト OS で構成されている場合。Arcserve Backup サーバに 4 つのライセンス(1 台のホスト システム + 3 台の VM)を登録する必要があります。
- 環境が 1 台の VMware ESX ホスト システムと 3 台のゲスト OS で構成されている場合。Arcserve Backup サーバに 4 つのライセンス(1 台のバックアップ プロキシ システム + 3 台の VM)を登録する必要があります。
- 環境が 2 台の Hyper-V ホスト システムで構成されていて、各 Hyper-V ホスト システムに 3 台のゲスト OS が含まれている場合。Arcserve Backup サーバに 8 つのライセンス(1 台のホスト システム + 3 台の VM、1 台のホスト システム + 3 台の VM)を登録する必要があります。
- 環境が 1 台の Hyper-V サーバと 2 台の VM で構成されている場合。raw (フル VM)バックアップのみが必要で、[ファイル レベル リストアを許可する]オプションはオンにしません。このシナリオでは、ホスト システムにのみエージェントをインストールする必要があります。ただし、VM 1 つにつき 1 つのライセンスを Arcserve Backup サーバに登録する必要があります。したがって、Arcserve Backup サーバに 3 つのライセンス(1 台のホスト システム + 2 台の VM)を登録する必要があります。
- 注: Arcserve Backup 18.0 以降にアップグレードした場合、ファイル レベル リストア オプションを有効にして raw (フル VM)バックアップを実行するときに、VMware ESX ホスト システム用の VM にエージェントをインストールする必要はありません。
注: バックアップ モードの詳細については、「グローバル バックアップとローカル バックアップの動作方法」を参照してください。