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バックアップ ポリシーの作成
バックアップ ポリシーの作成プロセスでは、バックアップ設定用の CA ARCserve D2D インターフェースを使用しますが、若干の違いがあります。 同様のバックアップ ニーズに基づいてポリシーを作成できます。たとえば、インストール済みのアプリケーション別、あるいはスケジュール別などです。
以下のプロセスは、単純な CA ARCserve D2D バックアップ ジョブ ポリシーの作成に必要な手順の概要を示しています。 CA ARCserve D2D バックアップ ポリシーの作成に関する詳細については、付録の該当する CA ARCserve D2D トピックを参照してください。
注: 転送モードとして「ホット追加」を使用している場合は、ホスト ベースのバックアップ中に以下の内容のメッセージが表示されます。
ドライブ <ドライブ文字> を使用するには、ディスクをフォーマットする必要があります。 フォーマットしますか?
[キャンセル]をクリックしてこのメッセージを無視します。 仮想ハード ディスクがバックアップ プロキシ サーバに追加されたことをオペレーティング システムが検出すると、メッセージが発生します。 オペレーティング システムは、仮想ハード ディスクがフォーマットを必要とする新しいデバイスであるとみなします。 該当する[ディスクのフォーマット]をクリックしても、仮想ハード ディスクは読み取り専用であるため問題は発生しません。
次の手順に従ってください:
- アプリケーションにログインします。
ナビゲーション バーの[ポリシー]をクリックして、[ポリシー]画面を開きます。
- ツール バー上の[新規]をクリックして、[新規ポリシー]ダイアログ ボックスを開きます。
- ポリシーを適切に説明する[ポリシー名]を入力します。
- [バックアップ設定]タブで、[保護設定]をクリックし、以下の情報を指定します。
- バックアップ先 -- バックアップ セッションが保存されるローカル ボリュームまたはリモート共有フォルダを指定します。
- CA ARCserve D2D VM バックアップ プロキシ -- CA ARCserve D2D がインストールされているサーバのホスト名または IP アドレスを指定します。 CA ARCserve D2D がすでにインストールされていない場合、展開に CA ARCserve Central Protection Manager を使用できます。 このサーバの適切な認証情報を提供します。 ポート番号のデフォルトは 8014 です。 CA ARCserve D2D インストール時にこのデフォルトを変更した場合は、正しいポート番号を指定します。
- 保存設定 -- 保存する復旧ポイントの数(セッションをマージ)または保存する復旧セットの数(復旧セットを削除し、無限増分バックアップを無効化)に基く保存ポリシーを設定できます。 デフォルトのオプションは[復旧ポイントの保持]です。 詳細については、「CA ARCserve Central Protection Manager ユーザ ガイド」の「保護設定の指定」を参照してください。
- 圧縮 -- 圧縮レベルを選択します。 デフォルト値は「標準圧縮」です。 [圧縮なし]や[最大圧縮]を選択することはできません。
- 暗号化 -- 暗号化レベルを指定します。 デフォルト値は「暗号化なし」です。 暗号化レベルを指定する場合、暗号化データのリストアに使用される暗号化パスワードを提供します。
- スロットル バックアップ -- バックアップがディスクに書き込まれる速度を入力します。 CPU またはネットワークの負荷を軽減するにはこの値を低くしますが、そうするとバックアップ時間は増加します。 このオプションは、デフォルトで無効になっています。
- [スケジュール]をクリックし、以下の情報を入力します。
- 開始日時 -- バックアップ ジョブを開始する日付および時間を指定します。
- 増分バックアップ -- 増分バックアップ ジョブ用の繰り返しスケジュールを定義します。 デフォルトでは、増分バックアップを 1 日に 1 回繰り返します。
- フル バックアップ -- フル バックアップ ジョブ用の繰り返しスケジュールを定義します。 デフォルトでは、この値は繰り返さないように設定されています。
- 検証バックアップ -- 検証バックアップ ジョブ用の繰り返しスケジュールを定義します。 デフォルトでは、この値は繰り返さないように設定されています。
- [拡張]をクリックし、以下の情報を入力します。
- [バックアップの実行前/後の設定]をクリックし、必要な実行前/後のバックアップ コマンドを指定します。 必要に応じて適切な認証情報を提供します。
- バックアップ開始前にコマンドを実行する -- バックアップ ジョブを開始する前に実行するスクリプト コマンドを入力します。
- 終了コード -- 特定の終了コードでスクリプト コマンドをトリガする場合は、このオプションを有効にします。
- ジョブを続行 -- 選択された場合、指定された終了コードが返されるとジョブの実行が続行されます。
- ジョブを中止 -- 選択された場合、指定された終了コードが返されるとバックアップ ジョブの実行が中止されます。
- スナップショット取得後にコマンドを実行する -- スナップショットの取得後に実行するスクリプト コマンドを入力します。
- バックアップ完了後にコマンドを実行する -- バックアップの完了後に実行するスクリプト コマンドを入力します。
- (オプション)[環境設定]タブをクリックします。 必要に応じて、以下の電子メール アラートを設定します。
- ジョブが失敗
- vCenter/ESX にアクセスできない(バックアップ前)
- ライセンス エラー
- ジョブのバックアップ、カタログ、リストアまたはコピーの失敗/クラッシュ/キャンセル
- ジョブのバックアップ、カタログ、リストアまたはコピーの成功
- デスティネーションの空き容量が次の値を下回った場合
- マージ ジョブが停止、スキップ、失敗、またはクラッシュした場合
- マージ ジョブが成功した場合
- ジョブ キュー内の待機ジョブのスキップ/マージ
これらのオプションを有効にする場合、[電子メールの設定]をクリックし、電子メール サーバを設定します。 サービスの種類、メール サーバ、およびポートを指定します。 認証が必要な場合は、オプションを有効にして認証情報を指定します。
- 電子メールに表示される件名を指定します(例: CA ARCserve Central Host-Based VM Backup アラート)。
- 送信者の値を指定します(例: CA ARCserve Central Host-Based VM Backup)。
- すべての受信者の電子メール アドレスを指定します。 各アドレスは、セミコロン(;)で区切ります。
プロキシ サーバ名、ポートおよび必要な認証情報指定することで、[プロキシ設定]を有効にできます。
[OK]をクリックします。
- [保存]をクリックします。
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