CA ARCserve Central Applications r16.5 Update 1 リリース ノート

1.0 はじめに

CA ARCserve Central Applications r16.5 Update 1 リリース ノートをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このリリース ノートには、Update 1 に関する重要な情報が記載されています。

2.0 拡張機能と変更

Update 1 には、CA ARCserve Central Applications の品質およびパフォーマンスを改善するための拡張機能と変更が含まれます。

また、このリリースには、CA ARCserve Central Applications の以前のリリースで検出された問題に対する解決策が含まれています。 詳細については、「修正された問題」を参照してください。

2.1 CA ARCserve Central Host-Based VM Backup Update 1 に含まれる新機能

CA ARCserve Central Applications r16.5 Update 1 には、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の品質とパフォーマンスを改善するための以下の拡張機能および変更が含まれています。

• CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は、VMware ESX Server で実行される非 Windows 仮想マシンを保護できるように拡張されました。 フル バックアップ、増分バックアップ、および VM の復旧操作を実行できます。 ただし、Windows 以外の仮想マシン バックアップ セッションからファイルまたはアプリケーション レベルのリストアを実行することはできません。

3.0 前提条件

この更新をインストールする前に、必要に応じて以下のアプリケーションがインストールされていることを確認してください。

• CA ARCserve Central Host-Based VM Backup r16.5 GA （General Availability）リリース
• CA ARCserve Central Protection Manager r16.5 GA リリース
• CA ARCserve Central Reporting r16.5 GA リリース
• CA ARCserve Central 仮想スタンバイ r16.5 GA リリース

注： システムおよびソフトウェア要件の詳細については、「CA ARCserve Central Applications r16.5 Compatibility Matrix」の Web サイトを参照してください。

4.0 インストール ファイル

CA ARCserve Central Applications r16.5 Update 1 には以下のインストール ファイルが含まれています。

• CA ARCserve Central Host-Based VM Backup

  CA_ARCserve_Central_HBVB_R16_5_Update_1.exe

• CA ARCserve Central Protection Manager

  CA_ARCserve_Central_PM_R16_5_Update_1.exe

• CA ARCserve Central Reporting

  CA_ARCserve_Central_Report_R16_5_Update_1.exe

• CA ARCserve Central 仮想スタンバイ

  CA_ARCserve_Central_VSB_R16_5_Update_1.exe

5.0 インストールの手順

Update 1 のインストールには、2 つの方法が使用できます。

• ホーム画面から更新ユーティリティを使用して Update 1 をインストールします。
• CA サポート Web サイトにあるインストール メディアを使用して Update 1 を手動でインストールします。

ホーム画面から更新ユーティリティを使用して Update 1 をインストールするには、以下の手順に従います。

1. アプリケーションを開き、ログインします。
2. ホーム画面の右上の［ヘルプ］をクリックし、［更新の確認］をクリックします。
3. 画面の指示に従って、Update 1 をインストールします。

Update 1 を手動でインストールするには、以下のインストール メディアをダウンロードしてインストールします。

1. CA ARCserve Central Protection Manager

   http://rmdmdownloads.ca.com/ArcAppUpdates/r16.5/CM/CA_ARCserve_Central_PM_R16_5_Update_1.exe

2. CA ARCserve Central Reporting

   http://rmdmdownloads.ca.com/ArcAppUpdates/r16.5/Reporting/CA_ARCserve_Central_Report_R16_5_Update_1.exe

3. CA ARCserve Central 仮想スタンバイ

   http://rmdmdownloads.ca.com/ArcAppUpdates/r16.5/VCM/CA_ARCserve_Central_VSB_R16_5_Update_1.exe

4. CA ARCserve Central Host-Based VM Backup

   http://rmdmdownloads.ca.com/ArcAppUpdates/r16.5/VSphere/CA_ARCserve_Central_HBVB_R16_5_Update_1.exe

6.0 修正された問題

Update 1 では、以下の問題が修正されました。

• T2D2954： 増分バックアップでなくフル バックアップが実行される

  CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は増分バックアップが指定されても常にフル バックアップを実行します。 以下のエントリがバックアップ ログに記録されます： 「Disk XXX size changed, DiskSize=167040034816, NewDiskSize=167040035328" and "Do full backup for disk XXX because it is newly added or its size changed.」

• T2D2971： VM ゲスト OS からボリューム情報を取得できない

  CA ARCserve Central Host-Based VM Backup からバックアップを実行する一部の仮想マシンで、「仮想マシンのゲスト OS からボリューム情報を取得できませんでした。」という警告メッセージを受信します。

• T2D2961： 上書きされたクラウド データのバケット名にプレフィックスが含まれない

  CA ARCserve Central Protection Manager でポリシーを作成し、ファイル コピー設定を Amazon S3 クラウド デスティネーションに設定した場合、ポリシーが各 CA ARCserve D2D に割り当てられた後に、クラウド上のバケット名にプレフィクスが含まれません。 この問題は、2 つの別々の CA ARCserve D2D マシンがデータを同じバケットにコピーするという問題を引き起こす可能性があります。

  この修正の適用後、ポリシーを作成し、すべての CA ARCserve D2D マシンにそれを展開します。

7.0 CA Technologies への連絡先

テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト（http://www.ca.com/jp/support/）をご覧ください。

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