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VMVixMgr ログ ファイルに保持されるメッセージ容量を増加させる

VMVixMgr ログ ファイルには、VMware VIX の処理に関するメッセージが保持されます。 VMware VIX API の詳細については、VMware の Web サイトを参照してください。

VMVixMgr ログ ファイル(VMVixMgr.log)は、バックアップ プロキシ システム上の以下のディレクトリに保存されます。

C:\Program Files\CA\ARCserve D2D\Logs 

デフォルトでは、このログ ファイルは 500 KB を超えることができません。 ログ ファイルが 500 KB を超えると、ログ ファイルのメッセージが上書きされます。 この動作により、ログ ファイルが 500 KB を超えることはありません。

15 分間隔でデータをバックアップするようスケジュールを定義すると、500 KB の超過によるログ ファイルの上書きが発生する可能性があります。 ログ ファイルのサイズを増加させると、ログ ファイルにより多くのメッセージを保持させることができます。

ベスト プラクティスとして、15 分ごとにデータをバックアップするようスケジュールする場合に限り、ログ ファイルのサイズを増加させることを推奨します。

次の手順に従ってください:

  1. バックアップ プロキシ システムにログインします。
  2. Windows レジストリ エディタ を開き、以下のキーを探します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\CA ARCserve D2D
    
  3. CA ARCserve D2D を右クリックし、コンテキスト メニューで[新規]を選択し、[DWORD]をクリックします。

    DWORD に以下の名前を設定します。

    VixMgrLogSize
    

    注: この DWORD が存在しない場合、ログ ファイルのデフォルト値である 500 KB が有効です。

  4. DWORD を作成したら、VixMgrLogSize を右クリックし、コンテキスト メニューから[変更]をクリックして DWORD を編集するためのダイアログ ボックスを開きます。
  5. DWORD の編集ダイアログ ボックスの[値データ]フィールドで、ログ ファイルの値(KB )を指定します。 たとえば 750、1000 などの値を指定します。
  6. [OK]をクリックして値を適用し、DWORD の編集ダイアログ ボックスを閉じます。