CA ARCserve Central Protection Manager では、ファイル コピーされる情報に対してデスティネーション設定を指定できます。
ファイル コピー デスティネーションを指定する方法
[ポリシー]画面が開きます。
[新規ポリシー]ダイアログ ボックスが開きます。
CA ARCserve D2D では、バックアップされたファイルのファイル コピー設定としてディスクまたはクラウドへのコピーを指定できます。 ファイル コピーの種類として、バックアップされたデータをコピーして元のデータを保持するのか、コピーして元のデータを移動するのかを指定できます。 2 つのプロセスは似ていますが、コピー&移動の場合、データがソースからデスティネーションに移動される(ソースからは削除される)点が異なります。この方法の場合、ソース場所の空き容量を増やすことができます。 コピー&保持を実行すると、データはソースからデスティネーションにコピーされ(ソースには残る)、複数のバージョンが保存された状態になります。
[設定]ボタンをクリックすると、[クラウド環境設定]ダイアログ ボックスが表示されます。 詳細については、「ファイル コピー用のクラウド環境設定詳細の指定」を参照してください。
注: クラウドへの接続試行においてクロック スキュー エラーの可能性を排除するには、マシンに正しいタイム ゾーンが設定されており、クロックがグローバル時間と同期されていることを確認します。 お使いのマシンの時間は常に GMT 時間と照合しておく必要があります。 マシンの時間が正しいグローバル クロック時間と同期(5 分から 10 分以内)されていない場合、Amazon S3 は機能しません。 必要に応じて、マシンの時間をリセットし、アーカイブ ジョブを再実行します。
いずれのデスティネーション オプションでも、指定されたデスティネーションへの接続が失われたか切断された場合、CA ARCserve D2D はファイル コピー ジョブの続行を何度か試行します。 これらの再試行が成功しなければ、問題が発生したポイントからメークアップ ジョブが実行されます。 また、アクティビティ ログが対応するエラー メッセージで更新され、電子メール通知が送信されます(設定されている場合)。
圧縮は、通常ストレージ容量を減らすために実行されますが、CPU 使用率が増加するため、ファイル コピー速度が低下するという影響があります。
使用可能なオプションは、以下のとおりです。
保存されるデータがデスティネーション場所で保持される期間(年数、月数、週数、日数)を指定します。 指定された保存期間が経過すると、保存されているデータはデスティネーションからパージされます。
保持期間は、1 か月が 30 日あり、1 年間が 365 日あるという前提で計算されます。 例: 保存期間を 2 年 2 か月と 5 日間として指定した場合、ファイル コピー データの保持期間の合計は、795 日(365 + 365 + 30 + 30 + 5)になります。
重要: この保存期間の設定は、ソースからデスティネーションにコピーおよび移動されたデータ(元のデータは保持されない)にのみ適用されます。指定された保存期間が経過し、データがデスティネーションからパージされたら、この移動されたデータは一切保存されなくなることに注意してください。
デスティネーション(クラウドまたはディスク)に保持されるコピーの数を指定します。 この数を超過したら、最も初期の(最も古い)バージョンが破棄されます。 この破棄の手順は、新しいバージョンがデスティネーションに追加されるたびに繰り返され、保存されるバージョン数を指定された数に常に保つことができます。
たとえば、ファイル バージョンの保存数に 5 を指定し、ファイル コピーを 5 回(t1、t2、t3、t4、t5)実行した場合、これらの 5 つのファイル コピー バージョンが保持され回復に使用できるようになります。 6 番目のファイル コピーが実行されたら(新バージョンが保存される)、CA ARCserve D2D は t1 コピーを削除します。回復可能な 5 つのバージョンは、t2、t3、t4、t5、および t6 になります。
デフォルトでは、デスティネーションで破棄されずに保持できるコピーの数は 15 です。
ファイル コピーのデスティネーション設定が保存されます。
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