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CA ARCserve D2D でサポートされるディスク

CA ARCserve D2D のバックアップ ソース ディスクおよびデスティネーション ディスクとして、さまざまな種類のディスクがサポートされています。 以下のマトリックスは、各機能でサポートされているディスクの種類を示しています。

 

ディスク(ボリューム)の種類

 

バックアップまたはファイル コピーのソース

 

バックアップ先

 

BMR サポート

 

データ ボリューム

システムおよびブート ボリューム

システム予約パーティション

(Windows 2008 R2 ブート マネージャ)

○*2

N/A

N/A

マウントされたボリューム

(ドライブ文字なし/フォーマット済み NTFS)

RAW ボリューム

(ドライブ文字なし/フォーマットなし)

x

x

x

x

VHD マウント ボリューム

(Windows 2008 R2)

x

○*4

x

x

GPT ディスク

 

 

 

 

GPT (GUID パーティション テーブル)データ ディスク

N/A

GPT (GUI パーティション テーブル)ブート ディスク

○ - R16 Update 5 以降が必要

○ - ブート ディスク上に CA ARCserve D2D バックアップを保存することは推奨されません

ダイナミック ディスク

 

 

 

 

  • RAID なし

○*5

○*3

  • ソフトウェア RAID (RAID-0 (ストライプ))

○*5

N/A

  • ソフトウェア RAID (RAID-1 (ミラー))

○*5

x

  • ソフトウェア RAID-5

x

x

N/A

ハードウェア RAID (埋め込み RAID を含む)

ファイル システム

 

 

 

 

  • FAT/FAT32

x

○*1

x

x

  • NTFS

  • REFS

バックアップ: ○

ファイル コピー: x

N/A

  • デデュプリケーション可能な NTFS

バックアップ: ○

ファイル コピー: x

N/A

共有ボリューム

 

 

 

 

  • Windows 共有ボリューム

x

x

x

  • Linux 共有ボリューム(Samba 共有)

x

x

x

デバイス タイプ

 

 

 

 

  • リムーバブル ディスク(メモリ スティック、RDX)

x

x

x

 

注:

  • CA ARCserve D2D によって保護されるサーバに対してローカル ドライブとして表示される、リムーバブル以外のすべてのディスクも保護されます。 これにはすべてのファイバ チャネル(FC)接続された SAN (Storage Area Network)ディスク、または iSCSI ディスクが含まれます。 iSCSI ディスクについては、CA ARCserve D2D はシステムおよびデータのディスクを保護できます。ただし、iSCSI システム ディスクは、BMR ではサポートされていません。 このため、iSCSI はデータ ディスクに対してのみ使用してください。
  • サポートされるファイル コピー デスティネーションには、Amazon S3、Windows Azure、Eucalyptus-Walrus、および NTFS ローカルまたはネットワーク ボリューム(iSCSI 上にある可能性がある)などがあります。

 

 

 

*1

 

 

FAT/FAT32 は、1 つのファイルが 4GB より大きい場合は保存できません。 圧縮後の CA ARCserve D2D ファイルが 4 GB より大きい場合(ソースが非常に大きいため)、バックアップは失敗します。

*2

 

 

CA ARCserve D2D では BIOS システムのみをサポートします。 UEFI システムはサポートされていません。 UEFI システムは、CA ARCserve D2D r16 Update 5 以降でサポートされています。

*3

 

 

スパン ボリュームはブート ボリュームとして使用できません。

*4

 

 

バックアップ先として使用される VHD マウント ボリュームは、バックアップ ソースとして選択されているボリューム上に存在することはできません。

*5

 

 

ご使用のシステムに複数のダイナミック ディスクがある場合、BMR が失敗する場合があります。 しかし、システム ボリュームがベーシック ディスク上にある限り、システムを起動できます。 システムの再起動後に、「ファイル/フォルダのリストア方法」の手順を使用して、ダイナミック ディスクのリストアを実行できます。