Nimsoft 用 CA ARCserve D2D プローブ(D2D プローブ)は、CA ARCserve D2D のアラートおよびバックアップ ジョブ ステータスを Nimsoft サーバに送信するソフトウェア モジュールです。 Nimsoft インフラストラクチャ マネージャと Nimsoft Unified Management Portal (UMP)の両方でアラートを表示できます。 ただし、UMP ではジョブ ステータス データのみを表示できます。 Nimsoft を使用してアラートやステータスをモニタする利点は、1 つの場所から複数の CA ARCserve D2D サーバを一元的にモニタできることです。 また、Nimsoft のプローブ ユーティリティを使用して、フル バックアップ、増分バックアップ、検証バックアップなどの CA ARCserve D2D コマンドを実行できます。 Nimsoft インフラストラクチャ マネージャおよび UMP の詳細については、「CA Nimsoft Monitor 導入ガイド」を参照してください。
D2D プローブは CA ARCserve D2D サーバを照会し、対応する Nimsoft ロボットに D2D アラートおよびバックアップ ジョブ ステータスを送信します。 プローブがモニタする各コンピュータにはロボットがインストールされている必要があります。 ロボットは、これらのプローブを直接管理します。 ロボットは必要なタイミングでプローブを開始/停止し、プローブからのメッセージを収集し、キューに入れ、該当するハブに転送します。 ハブはロボットからメッセージを収集すると、アラート(アラーム)として、バックアップ ステータスと共に Nimsoft インフラストラクチャ マネージャと Nimsoft UMP に配布します。 ハブはメッセージの収集と再配布を担当します。 インストールしたさまざまなロボットから受信するすべてのメッセージを収集します。 ハブはまた、同様の操作を実行するロボット、地理的な場所が同じロボット、同じ部門コードを持つロボットなどをグループ化するためにも使用されます。
例: D2D プローブは、CA ARCserve Central 仮想スタンバイ および CA ARCserve Central Host-Based VM Backup に関連するアラートを送信できます。 ただし、完全な CA ARCserve Central 仮想スタンバイ アラートを受信するには、ソース サーバ (変換関連のアラート用) およびモニタ サーバ (フェールオーバ関連のアラート用) の両方に D2D プローブをインストールする必要があります。
以下のアーキテクチャ図は、D2D プローブが D2D アラートおよびバックアップ ジョブ ステータスをキャプチャし、Nimsoft サーバに送信する仕組みを示しています。
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|