D2DPMSettings.INI は、CA ARCserve D2D 更新が収集される方法を定義するために使用される設定ファイルです。 デフォルトでは、D2DPMSettings.INI ファイルは、<ProductHome>¥Update Manager ディレクトリにあります。メモ帳などのテキスト編集アプリケーションを使用して表示または編集できます。
構文
CA ARCserve D2D 更新について、以下のオプションを設定できます。
[DownloadServer]
ServerType=1 ServerName=155.35.16.61 Protocol=HTTP Port=8014 ServerCount=2
[Schedule]
AutoCheckUpdate=1 AutoDownload=1 DisableActiveUpdate=0 WeekDay=1 Hour=04
[ProxySettings]
UseProxy=0 ProxyRequireAuth=0 ProxyServer= ProxyPort= ProxyUserName = ProxyPassword =
[DOWNLOADCONFIG]
RetryCount=3 TimeOutForEachTry=60 PacketCount=16
[Debug]
DebugLevel=3 LogFileSize=10
[D2DUpdates]
path=C:¥Program Files¥CA¥ARCserve D2D¥D2DUpdates
[CA ARCserve D2D]
Date=0 Time=0 [Staging server #1] Server name = stgsvr1 Server port = 8014 [Staging server #2] Server name = stgsvr2 Server port = 8014
Download Server:
0 = ダウンロード サーバが、CA Technologies サーバに直接接続して更新を入手します。 (デフォルト値)
1 = ダウンロード サーバが、指定されたステージング サーバに接続して更新を入手します。
使用されるステージング サーバの名前または IP アドレス(ServerType に 1 が設定されている場合のみ)。
CA ARCserve D2D では HTTP 通信プロトコルのみがサポートされています。
通信に使用されるポート番号。 デフォルトでは、80 に設定されます。
設定されるステージング サーバの総数を表示します。
Schedule:
0 = 更新の自動確認が無効になります。 更新の確認は手動でトリガされる必要があります。
1 = 更新の自動確認が有効になります。 更新の確認は、スケジュールに従って自動的にトリガされます。 (デフォルト値)
0 = 自動ダウンロードが無効になります。 ダウンロードは手動でトリガされる必要があります。
1 = 自動ダウンロードが有効になります。 ダウンロードは更新の確認の結果に応じて行われます。新しい更新があると判断されたら自動的にトリガされます。 (デフォルト値)
0 = アクティブな更新が有効になります。 更新の自動確認およびダウンロード機能が有効になります。 (デフォルト値)
1 = アクティブな更新が無効になります。 更新の確認およびダウンロードの機能は手動でトリガされる必要があります。
更新の自動確認が実行される曜日。
0 = 毎日
1 = 日曜日
2 = 月曜日
3 = 火曜日
4 = 水曜日
5 = 木曜日
6 = 金曜日
7 = 土曜日
注: これらの確認が自動で実行される曜日または時刻のデフォルト設定は無いため、インストール時に CA ARCserve D2D によって、これらの値が無作為に割り当てられます。
更新の自動確認が実行される指定された "WeekDay" の時刻(24 時間形式)。
ProxySettings:
0 = プロキシは必要ありません。 代わりに、クライアント サーバが CA Technologies サーバに直接接続して更新情報を取得します。
1 = 指定されたプロキシ サーバ設定を使用します。 このオプションを選択すると、プロキシ サーバの IP アドレス(またはマシン名)およびプロキシ サーバがインターネット接続する際に使用される、対応するポート番号も指定する必要があります。
0 = プロキシ サーバで認証は必要ありません。
1 = プロキシ サーバで認証情報が必要になります(ユーザ ID とパスワードのフィールドが有効になります)。
プロキシ サーバ名(または IP アドレス)はここで入力され保存されます。
プロキシ サーバでインターネット接続に使用されるポート番号 (数値のみ指定できます)。
DOWNLOADCONFIG:
CA ARCserve D2D が新しい更新のダウンロードを試行する回数。 指定された回数だけ再試行に失敗すると、ダウンロードは中断されてエラー メッセージが表示され、最も可能性の高い失敗の理由が示されます。
RetryCount の範囲: 1 ~ 5
デフォルト値 = 3
CA ARCserve D2D で、新しい更新のダウンロードを再試行する際に待機する時間(分数)。
デフォルト値 = 60 分
CA Technologies サポート サーバからクライアント サーバへの各転送でダウンロードされたパケットの数。1 つのパケットのサイズは 1 KB です。 指定できるパケット数の範囲は、4 ~ 64 です。
デフォルト値 = 16 パケット
注: ダウンロード時に、CA ARCserve D2D では更新ファイルを個別の(PacketCount) 1KB のチャンクに分割します。これらのチャンクは効率的にインターネット上をルーティングされデスティネーションの元のファイルで再構築されます。
Debug:
デバッグ ログに含まれる詳細のレベル。 デバッグ レベルの値が高くなるほど、デバッグ ログに記載される情報もより詳細になります。 指定できる範囲は 0 ~ 4 です。
デフォルト値 = 3
デバッグ ログ ファイルのサイズ(MB)です。
デフォルト値 = 10 MB
D2DUpdates:
ダウンロードされる更新のパス。
デフォルトのパス = <ProductHome>¥D2DUpdates
重要: ダウンロード ディレクトリのパスは、常に "D2DUpdates" フォルダが末尾に付いている必要があります(例: "C:¥Test¥D2DUpdates")。 このパスが変更された場合、変更されたパスを含めるため docBase 値を手動で更新する必要があります。 docBase パラメータは、ファイル "<ProductHome>¥TOMCAT¥conf¥server.xml" 内にあり、Web サービスの停止により変更できます。 この変更は必須です。変更しないと、他の CA ARCserve D2D マシンがこの CA ARCserve D2D マシンにステージング サーバとしてアクセスできません。
CA ARCserve D2D:
CA Technologies サーバからクライアント サーバにダウンロードされた利用可能な更新情報ファイル(AvailableUpdateInfoDll_x86.dll/AvailableUpdateInfoDll_x64.dll)の最終更新日時を表示します (最初の確認の後は、これらの日時を基準として、その後ファイルが変更されたかどうかが判断されます)。
トリガされると、CA ARCserve D2D は、CA Technologies サーバから利用可能なパッチ情報ファイルの日時を確認し、前回の確認以降変更されているかどうかを判断します。 日時の値が変わっていれば、最新のファイルがサイトからダウンロードされ、この設定ファイル内の日時値が新しい情報を表示するために更新されます。
Date の形式 = yyyymmdd
Time の形式 = hhmmss
Server name =
Server port =
このセクションには、設定されたすべてのステージング サーバ(サーバ名とポート)が表示されます。それらは、更新の[環境設定]ダイアログ ボックスでダウンロード サーバとして設定された順に表示されます。
リストの最初に表示されたサーバは、プライマリ ステージング サーバとなります。 CA ARCserve D2D は、まずプライマリ ステージング サーバへの接続を試行します。 何らかの理由で最初のサーバが利用可能でない場合は、リストの次のサーバがプライマリ ステージング サーバになります。 リストの最後のサーバがプライマリ ステージング サーバになるまで、この手順が続行されます (ステージング サーバ リストには最大で 5 つのサーバを含めることができます)。
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