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ファイル コピー チャンク値の設定

パフォーマンスを向上(アップロード速度およびサーバ負荷)するために、ファイル コピーでは指定されたデスティネーションへデータをパラレル チャンクでアップロードすることができます。 CA ARCserve D2D では、デスティネーションへ同時に送信される 1 MB のチャンクの数を設定することができます。 パラレル チャンクの数を増やすことでジョブの完了にかかる時間を減らすことができますが、これは、サーバのパフォーマンスに悪影響を与えます。 最適なパフォーマンスが得られるように、必要に応じてこの値を設定してください。

たとえば、10 MB のファイルのファイル コピーを実行しており、1 MB のチャンクの数を 2 に設定している場合、ファイル コピーは一度に 2 つずつ、10 のチャンクを書き込みます。 この設定でジョブの完了に時間がかかりすぎる場合、この値を 4 に変更できます。 これにより、ファイル コピーは一度に 4 つずつ 10 のチャンクを書き込むため、ジョブの完了にかかる時間は減りますが、サーバの負荷は増えます。

チャンクの数を設定するには、対応する DWORD 値を以下のように設定します。

  1. レジストリ エディタを開きます。
  2. 以下のキーを検索します。

    「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥CA¥CA ARCserve D2D¥AfArchiveDll」

  3. 「ArchMultChunkIO」の DWORD 値を手動で作成します。
  4. DWORD 値を割り当てます。

    指定できるチャンク数の範囲は 1 から 4 (デフォルト値は 4 つのチャンク)です。