CA ARCserve D2D リストアを実行する前に、以下のリストアに関する考慮事項を確認します。
ドライブ文字 (A - Z)がすべて使用済みである場合、リモート パスへのリストアは成功しません。これは、CA ARCserve D2D ではリモート デスティネーション パスをマウントするドライブ文字を 1 つ使用する必要があるためです。
Hyper-V サーバ上では(適切な VM ライセンスを取得済みの場合でも)、VM の VHD ファイルを手動でリストアし、Hyper-V マネージャにそれらを再登録する必要があります。
注: VHD がリストアされた後、Hyper-V マネージャに直接登録されることはありません。 既存の VM にそれらを接続するか、新しい VM を作成して、それらを接続します。
データベースおよび関連する FILESTREAM BLOB データは、いずれも自動的に CA ARCserve D2D によってバックアップされます。しかし、FILESTREAM BLOB データは、データベースと共に自動的にリストアされません。 これは、FILESTREAM 機能が最新の SQL Server Writer によってサポートされていないためです。 そのため、FILESTREAM BLOB データを持つデータベースがリストアされる場合、データベースをリストアするだけでは不十分であり、FILESTREAM BLOB データのフォルダもリストアすることが必要になります。
注: FILESTREAM は Microsoft SQL Server 2008 で導入された機能で、これにより Binary Large Object (BLOB)データ(MP3、Word、Excel、PDF など)をデータベース ファイルではなく NTFS ファイル システムに格納することができます。
カタログがない 1 つの復旧ポイントのボリュームを参照すると、そのボリュームはマウントされます。 ボリュームがマウントされると、ボリュームが使用中かどうかを確認するために 10 分ごとにボリューム ステータスが照会されます。 使用されていない場合、マウントは解除されます。
セッションのマウント解除時間をデフォルトの 10 分から変更するには、以下の情報を使用してレジストリ キーを変更します。
例: レジストリ値を 60 に設定すると、マウントされたボリューム ステータスは 60 秒ごとに照会されます。60 秒間使用されないとマウント解除されます。
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