暗号化キーのエクスポート
暗号化キーのエクスポート機能は、暗号化キーが破損し、バックアップが存在しないためアーカイブ データにアクセスできない惨事に備えるのに役立ちます。
重要:[電子メールの暗号化キー]オプションを使用するには、送信者 ID (受信 ID ではない)の電子メール設定を完了しておいてください。詳細については、「アラートの電子メール設定」を参照してください。
暗号化キーのバックアップの必要性
すべての受信アーカイブ メッセージは暗号化され、暗号化キーが生成されます。暗号化キーはアーカイブされたメッセージを暗号化しますが、複数の理由により使用できなくなる場合があります。キーに関するこうした問題は、表示されているアーカイブ メッセージが異常な動作を示すときに識別できます。たとえば、一部のメッセージが空白で表示されます。暗号化キーを使用できなくなった場合、アーカイブされたメッセージにアクセスすることができません。
電子メールの暗号化キーが役立つ理由
電子メールの暗号化キー機能を使用すると、暗号化キーのバックアップを作成できます。選択した電子メール アドレスを入力し、[送信]をクリックするだけです。受信者(電子メール アドレスの所有者)は、Email Archiving から 2 つのファイルを受信します。それらの添付ファイル(または完全な電子メール)を安全な場所に保存します。
後で暗号化キーを使用できなくなった場合、Arcserve サポート チームに連絡し、暗号化キーの詳細を伝え、データをリストアします。
暗号化キーを電子メールで送信するには、以下の手順に従います。
- Super Admin として Email Archiving にログインします。
- 左ペインから、[ 環境設定]をクリックします。
- [暗号化キーのエクスポート]セクションで、電子メール アドレスを指定します。
- [送信]をクリックします。
Email Archiving コンソールが表示されます。
設定画面に複数のオプションが表示されます。その 1 つが[暗号化キーのエクスポート]です。
受信者の電子メール アドレスは自由に選択でき、Email Archiving とリンクされている必要はありません。
入力した電子メール アドレスで、Email Archiving からの暗号化キーが受信されます。
電子メールの添付ファイルを保存します。暗号化キーが破損しているときは、添付ファイルを Arcserve サポート と共有して復元します。
注: 暗号化キーをエクスポートする前に、[アラートの電子メール設定とエクスポートされる暗号化キー]機能を設定する必要があります。