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基本構成
- 基本構成
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Dynamics CRM RHA 環境設定
Microsoft Dynamics CRM はさまざまなサーバ役割で構成されており、これらは以下の 2 つのサーバ役割グループに属しています。
- アプリケーション サーバの役割グループ -- このグループには、CRM のコア サービス、Web フロント エンド、およびヘルプが含まれています。
- プラットフォーム サーバの役割グループ -- このグループには、非同期処理サービス、ディスカバリ サービス、およびレポート サービスが含まれています。
どちらのサーバ役割グループも SQL レポート サービスを使用します。このサービスは、別のマシンにインストールできます。 サーバ役割グループは、同じマシンにも、異なるマシンにもインストールできます。
Arcserve RHA Dynamics CRM は、以下の 2 通りの方法で設定できます。

- オール イン ワン環境設定
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すべてのサーバ グループの役割が同じマシン(マスタ サーバ)で実行されます。 オールインワンの環境設定では、以下のものが必要です。
- 分散型環境設定
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サーバ グループの役割が別のマシン(複数のマスタ サーバ)で実行されます。 分散型のマシン設定では、以下のものが必要です。
- Dynamics CRM アプリケーション サーバ、プラットフォーム サーバ、またはレポート サーバとして動作する最低 2 つの Windows サーバ(マスタとレプリカ)。 アプリケーション、プラットフォーム、およびレポート サーバの役割は、個々のマシンでも、同じマシンでも実行できます。 サーバは必要に応じて追加できます。 展開に含まれる各サーバは、専用の Arcserve RHA CRM シナリオによって保護されます。したがって、追加する Dynamics CRM サーバごとに同一設定のレプリカ サーバを追加する必要があります。 レプリカ サーバをインストールする場合は、[既存の展開に接続]を選択し、その展開で使用する SQL Server が動作するコンピュータの名前としてマスタ サーバの SQL Server データベース インスタンスを入力します。
- 2 つの SQL Server (マスタとレプリカ)。 このマシンは、バックエンド SQL シナリオで個別に保護されます。 詳細については、「Arcserve RHA for Windows Microsoft SQL Server 操作ガイド」を参照してください。
注: Dynamics CRM をインストールする前に、SQL Server Reporting Services および IIS がインストールされていることを確認します。

以下の要件が適用されます。
- Arcserve RHA シナリオに含まれるすべてのサーバにエンジンをインストールする。
- 2 台の Windows サーバで、同一レベルのサービス パックとホット フィックスがインストールされた Windows Server 2003 または 2008 が実行されている。
- 保護対象のサーバがドメイン コントローラまたは DNS サーバではない。
SQL 2005 を分散型環境設定で実行する場合は、以下のことを行ってください。
- マスタ サーバとレプリカ サーバの両方に SQL インスタンスがインストールされていることを確認します。
- 両方のサーバの SQL バージョンが同じであり、同一のサービス パックとホット フィックスが適用されていることを確認します。
- 両方のサーバに同一の SQL Server インスタンス(デフォルトまたは指定)がインストールされていることを確認します。
- 両方のサーバが同じ Active Directory フォレストに属しており、同じドメインまたは信頼できるドメインのメンバであることを確認します。
- データベース ファイルの置かれたドライブのドライブ文字が、両方のサーバで同一であることを確認します。
- 各インスタンスのデフォルト システム データベースの完全パスが、両方のサーバで同一であることを確認します。
- SQL インスタンスのネットワーク構成の TCP/IP プロパティで定義されたポートが静的に割り当てられており、両方のサーバで同一であることを確認します。
マスタ サーバの環境設定
マスタ サーバの環境設定は、オールインワンおよび分散型環境設定で行うことができます。
- オール イン ワン環境設定
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すべてのサーバ グループの役割が同じコンピュータ(マスタ サーバ)で実行されます。 オールインワンの環境設定では、以下のものが必要です。
- 分散型環境設定
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サーバ グループの役割が別々のマシン(複数のマスタ サーバ)で実行されます。 分散型のマシン設定では、以下のものが必要です。
レプリカ サーバの環境設定
レプリカ サーバ上で、オールインワンおよび分散型環境設定の両方で同じインストール モードを使用します。
レプリカ サーバをインストールする場合、および Dynamics CRM をセットアップする場合は、オプション[既存の展開に接続]を選択し、その展開で使用する SQL Server が動作するコンピュータの名前としてマスタ サーバの SQL Server データベース インスタンスを入力する必要があります。

構成に対する要件
以下の要件が適用されます。
- Arcserve RHA シナリオに含まれるすべてのサーバにエンジンをインストールする。
- 2 台の Windows サーバで、同一レベルのサービス パックとホット フィックスがインストールされた Windows Server 2003 または 2008 が実行されている。
- 保護対象のサーバがドメイン コントローラまたは DNS サーバではない。
SQL 2005 を分散型環境設定で実行する場合は、以下のことを行ってください。
- マスタ サーバとレプリカ サーバの両方に SQL インスタンスがインストールされていることを確認します。
- 両方のサーバの SQL バージョンが同じであり、同一のサービス パックとホット フィックスが適用されていることを確認します。
- 両方のサーバに同一の SQL Server インスタンス(デフォルトまたは指定)がインストールされていることを確認します。
- 両方のサーバが同じ Active Directory フォレストに属しており、同じドメインまたは信頼できるドメインのメンバであることを確認します。
- データベース ファイルの置かれたドライブのドライブ文字が、両方のサーバで同一であることを確認します。
- 各インスタンスのデフォルト システム データベースの完全パスが、両方のサーバで同一であることを確認します。
- SQL インスタンスのネットワーク構成の TCP/IP プロパティで定義されたポートが静的に割り当てられており、両方のサーバで同一であることを確認します。
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