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SharePoint Server シナリオの作成

シナリオの作成については、「Arcserve RHA 管理者ガイド」で詳細に説明しています。 このセクションでは、Microsoft SharePoint Server シナリオの作成に固有の追加情報を提供します。 シナリオ作成ウィザードのガイドに従って、ハイ アベイラビリティ シナリオを作成するための手順を実行します。 完了したら、シナリオを実行して、データの同期を開始してください。 データベース サイズおよびネットワーク帯域幅によって、同期に時間がかかる場合があります。 同期が完了すると、ハイ アベイラビリティシナリオでレプリカ サーバを管理するため、障害が検出されるとすぐにマスタ サーバから引き継ぐことができます。

注：

• Arcserve RHA エンジンが、SharePoint ファームに接続された SharePoint 環境にインストールされている場合、インストール処理では、Arcserve RHA SharePoint COM+ がインストールされ、すべての SharePoint シナリオに対応する CAARCserveRHASPSCOMApp というサービスが登録されます。 Arcserve RHA エンジンをアンインストールする際には、アンインストール処理によって対応コンポーネントがアンインストールされ、登録解除されます。
• Windows Server 2008 システムでは、Microsoft 分散トランザクション コーディネータ（MSDTC）サービスによって、Sharepoint COM+ アプリケーションが正常に開始できない場合があります。 これにより、SharePoint HA シナリオが重要な処理を実行できない場合があります。 たとえば、データベースの自動検出、このシナリオの実行、アシュアード リカバリ テストなどです。 この問題を解決するには、問題が発生しているサーバ（マスタまたはレプリカ）を再起動してください。
• ハイ アベイラビリティ シナリオでは、SharePoint ファーム全体をレプリケートする必要があります。
• SharePoint Foundation 2010 では、2 つの追加 DLL ファイル、Microsoft.Office.Server.dll および Microsoft.Office.Sever.Search.dll が必要です。 これら 2 つのファイルは、SharePoint 2010 の完全版からコピーできます。 RHA エンジン フォルダに 2 つの DLL ファイルをコピーして、CAARCserveRHASPSCOMAPP サービスを再起動します。