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スケジュール タスク プロパティからのユーザ定義のスクリプトの実行
テストが成功した時点でユーザ定義スクリプトを実行する必要がある場合があります。
スケジュール タスク -- アシュアード リカバリを使用したレプリカ整合性テスト
- DB の開始 -- [自動]プロパティが[オン]に設定されている場合、[DB の開始]プロパティによって AR 処理の最初の手順(レプリカ上でデータベース サービスを開始)が決まります。 サービスが開始され、データベースがマウントされると、スクリプトが実行されます。 スクリプトが完了するまで、AR は続行しません。 [自動]プロパティが[オフ]で、[ユーザ定義スクリプト]が[オン]に設定されている場合は、通常の最初の手順に代わるスクリプトを指定します。
- レプリカの DB テスト -- [自動]プロパティが[オン]に設定されている場合、[レプリカの DB テスト]プロパティによって、AR プロセスの 2 番目の手順(すべてのアプリケーション サービスが正常に開始されたこと、すべてのデータベースが正常にマウントされ、有効な状態にあることを確認)が決まります。 たとえば、このプロパティを使用して、SQL Server 上で DBCC チェックを実行し、データ セットを確認することができます。 スクリプトが完了するまで、整合性テストは続行しません。スクリプトが失敗した場合、AR テストも失敗します。 [自動]プロパティが[オフ]で、[ユーザ定義スクリプト]が[オン]に設定されている場合は、通常の 2 番目の手順に代わるスクリプトを指定します。
- テスト成功時のアクション(DB オンライン) -- レプリカのテストが正常に完了した場合、データは既知の有効な状態です。 このプロパティでは、この情報を活用できるようにします。 たとえば、この時点でバックアップが実行されれば、有効なデータがバックアップされることが保証されます。 または、アプリケーションが実行中であることがわかります。
- DB の停止 -- このプロパティによって、標準の AR テストの最終手順(テスト完了後にデータベース サービスを停止)が決まります。 標準的なテストを置き換えるには、[自動]を[オフ]に、[ユーザ定義スクリプト]を[オン]に設定します。 [DB の開始]プロパティのスクリプトによって開始されたものはすべて、このプロパティを使用して停止できます。
- テスト成功時のアクション(DB オフライン) -- レプリカが正常にテストされた場合、データは既知の有効な状態でるため、コピーまたはバックアップを実行するか、またはスナップショットを取得するのに適しています。 実行するアクションによって、データベースが実行中であることが必要とされない場合は、このプロパティを使用してスクリプトを登録します。 Windows Server 2003 (またはそれ以降)を実行している場合、VSS スナップショットは自動的に生成できます。
スクリプトを指定するには、「プロパティでのユーザ定義スクリプトの指定」を参照してください。