アシュアード リカバリ テスト機能は、後で使用できるように、シナリオの作成中に有効にしておく必要があります。 このため、すでに実行されていて、アシュアード リカバリ オプションを使用するように設定されていないレプリケーションまたは HA シナリオ内でテストを実行することはできません。 アシュアード リカバリを使用するには、[アシュアード リカバリを使用した整合性テスト]オプションを[オン]にした状態で新しいシナリオを作成する必要があります。
注: このセクションでは、Exchange Server HA 用にアシュアード リカバリ テスト シナリオを作成する方法を示します。 この手順は、すべての種類のアプリケーションでほぼ同じです。
アシュアード リカバリ テスト シナリオを設定する方法
シナリオ作成ウィザードが表示されます。
注: 使用可能なアプリケーションの一覧は、適用されるライセンスによって異なります。
以下のように、必要なシナリオ オプションを選択します。
注: アシュアード リカバリ テストは HA シナリオに最も適しています。 レプリケーション オプションを使用した場合、ルート ディレクトリ パスがマスタおよびレプリカで同じであることを確認する必要があります。 さらに、レプリカにデータベース アプリケーションがインストールされていること、また、ファイル サーバをテストする場合にはレプリカでファイルが共有されていることが必要です。 そうでなければ、AR テストの結果は意味がないものになってしまいます。
重要: AR テストに設定できるレプリカは、1 つのシナリオに 1 つのみです。 後で、シナリオにレプリカを追加して AR テスト用に設定しようとすると、「シナリオにはスケジュール タスクを 1 件のみ設定可能です」というメッセージが表示されます 。 ホスト[レプリカ名]の[アシュアード リカバリを使用したレプリカ整合性テスト]はすでにオンになっています。 このオプションをオフにしますか? テストを 2 番目のレプリカに切り替えるには[はい]をクリックする必要があります。
注: いずれかのサーバが MSCS クラスタの場合は、仮想サーバ名または IP アドレスを(物理ノードの名前/IP ではなく)マスタ名およびレプリカ名、またはそのいずれかとして入力します。
自動検出コンポーネントによって、マスタ サーバにある Exchange データベースを自動的に表示されます。 これらはレプリケートおよび保護できるデータベースです。
自動設定コンポーネントは、レプリケーション処理の間、マスタ サーバとレプリカ サーバ上の Exchange Server の環境設定が同一であることを検証します。 すなわち、矛盾があった場合には、CA ARCserve RHA は必要なアクションを実行します。たとえば、ストレージ グループ、パブリック フォルダまたはメールボックス ストアをレプリカから削除したり、新規作成および変更を行います。 環境設定プロセス中に実行される操作は、右側の[操作]列に表示されます。
注: 削除アクションが表示された場合は、指定されたストレージ項目をレプリカ サーバから削除してもよいかどうかを確認してください。自動バックアップ機能はありません。 削除する前に別の場所に保存する場合は、[終了]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。
重要: UNC パスは、レプリカ ホスト上で、アシュアード リカバリ シナリオのルート ディレクトリとして使用することはできません。
[シナリオのプロパティ]画面では、シナリオ全体に影響するシナリオ プロパティを設定できます。 通常は、デフォルト値で問題ありません。
この段階でシナリオのプロパティを設定する場合は、「シナリオのプロパティの説明」を参照してください。 後の段階でシナリオのプロパティを設定する場合は、「シナリオのプロパティの設定」を参照してください。
[マスタとレプリカのプロパティ]画面では、マスタ ホストまたはレプリカ ホストに関連するプロパティを設定できます。 通常は、デフォルト値で問題ありません。
この段階でマスタとレプリカのプロパティを設定する場合は、「マスタとレプリカのプロパティの設定」を参照してください。 後の段階でマスタとレプリカのプロパティを設定する場合は、「マスタまたはレプリカ サーバのプロパティの設定」を参照してください。
注: シナリオ作成後、このペインですべての設定を変更できます。 ただし、スプールのプロパティ(ここで設定可能)を変更する前に、スプールの情報を参照して、設定の詳細を確認してください。
最初の同期が完了してレプリケーション プロセスがアクティブになったら、 AR テストを実行できます。
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