このセクションではアシュアード リカバリのプロパティと対応する値を一覧にし、各プロパティの説明を提供します。
注: Windows x64 システムで、グラフィカル ユーザ インターフェースを備えたアプリケーションをアクティブにするスクリプトを実行することはできません。
スケジューラでは、数時間ごと、1 日 1 回、1 か月に数回など、事前定義されたスケジュールに従って AR テストを実行することができます。 スケジューラを設定するには、「スケジュール モードでのアシュアード リカバリ テストの開始」を参照してください。
このプロパティは、AR テストでの最初の手順「レプリカでのデータベース サービスの開始」を定義します。
デフォルトでは、このプロパティは[オン]に設定されています。 データベース サービスを自動で開始せずにスクリプトを使用する場合は、このオプションを[オフ]にします。
データベース サービスを開始するための標準の手順への追加または置き換えとなるスクリプトを指定できます。
標準の手順を置換するには、[自動]を[オフ]にして[ユーザ定義スクリプト]を[オン]にします。 次に、実行するスクリプトの完全パス名を[スクリプト名]ボックスで指定します。
標準の手順に従ってスクリプトを実行する場合は、自動を[オン]のままにします。
データベース サービスの開始後、または、データベース サービスの代わりに呼び出すスクリプトの名前と完全パスを入力します。
前のプロパティで指定したスクリプトに渡す追加の引数です。 ここに入力される引数は、静的な値です。
このプロパティは、AR テストでの 2 番目の手順を定義します。つまり、すべてのアプリケーション サービスが正常に開始し、すべてのデータベースまたは情報ストアが正常にマウントされ、有効な状態にあるかどうかを検証する手順です。
デフォルトでは、このプロパティは[オン]に設定されています。 このデータベースの検証段階で実行される自動アクションを置き換えるスクリプトを使用するには、このオプションを[オフ]に設定します。
データベースの検証段階で実行されるアクションを強化または置換するためのスクリプトを指定できます。
標準の手順を置換するには、[自動]を[オフ]にして[ユーザ定義スクリプト]を[オン]にします。 次に、実行するスクリプトの完全パス名を[スクリプト名]ボックスで指定します。
標準の手順に従ってスクリプトを実行する場合は、自動を[オン]のままにします。
スクリプト名(完全パス) -- データベースの検証後、またはデータベースの検証手順の代わりに呼び出すスクリプトの名前と完全パスを入力します。
引数 -- 前のプロパティで指定したスクリプトに渡す追加の引数です。 ここに入力される引数は、静的な値です。
レプリカが正常にテストされると、アプリケーション データは既知の有効な状態になります。 この事実を利用して、たとえば、この時点で検証されたデータでバックアップが実行されたことを確認できます。 実行すべきアクションが、アプリケーションが動作中で、データベースまたは情報ストアがマウントされていることを必要とする場合には、[ユーザ定義スクリプト]ボックスにスクリプトの詳細を指定して、この段階でアクションを登録します。 このセクションにはデフォルトのアクションはありません。
スクリプト名(完全パス) -- アプリケーションがまだ実行中で、データベースまたは情報ストアがマウントされている場合に呼び出されるスクリプトの名前および完全パスを入力します。
引数 -- 前のプロパティで指定したスクリプトに渡す追加の引数です。 ここに入力される引数は、静的な値です。
このプロパティは、標準 AR テストでの 3 番目の手順「テストが完了したらデータベース サービスを停止」を定義します。これが最後の手順です。
デフォルトでは、このプロパティは[オン]に設定されています。 データベース サービスを自動で停止せずにスクリプトを使用する場合は、このオプションを[オフ]にします。
アプリケーション サービスを停止するための標準の手順を強化または置換するためのスクリプトを指定できます。
スクリプト名(完全パス) -- データベースの停止後、またはデータベースの停止手順の代わりに呼び出すスクリプトの名前と完全パスを入力します。
引数 -- 前のプロパティで指定したスクリプトに渡す追加の引数です。 ここに入力される引数は、静的な値です。
テスト成功時のアクション(DB オンライン)で述べられているとおり、この段階でアプリケーションは既知の有効な状態にあります。 そのため、この時点でコピーするか、バックアップを実行するか、またはスナップショットを取得することをお勧めします。 アクションによって、アプリケーションが実行中であることが必要とされない場合には、[ユーザ定義スクリプト]フィールドにスクリプトの完全パス名を指定して、この段階でアクションを登録します。
注: Windows Server 2003 以降のシステムでは、VSS スナップショットを自動的に生成できます。 詳細については、「VSS スナップショットの自動作成」を参照してください。
スクリプト名(完全パス) -- アシュアード リカバリ テストが正常に完了した後に呼び出されるスクリプトの名前および完全パスを入力します。
引数 -- スクリプト名プロパティに指定されたスクリプトに渡す追加の引数です。 ここに入力される引数は、静的な値です。
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