前のトピック: 手動による一時停止後のレプリケーションの再開

次のトピック: レプリケーションのモニタ

自動的にレプリケーションを一時停止するようにスケジュールする方法

レプリケーションが自動的に一時停止するようスケジュールすることができます。

自動的にレプリケーションを一時停止するようにスケジュールする方法

  1. マネージャで、一時停止するレプリカを選択し、関連するシナリオを停止します。
  2. フレームワーク ペインで[プロパティ]タブを選択して、レプリカのプロパティ リストを開きます。
  3. [レプリカ プロパティ]リストで、[スケジュール タスク]グループを開きます。 [一時停止]プロパティで、値を[オン]に設定します。

  4. [スケジュール]プロパティで、[値]ボックスをクリックします。

    [一時停止時間]ダイアログ ボックスが表示されます。

    [一時停止時間]ダイアログ ボックスは[、自動同期をスケジュールするのに使用する[スケジュール設定]ダイアログ ボックスと同様です。 スケジュール設定の詳細については、「同期のスケジュール」を参照してください。

  5. [一時停止時間]ダイアログ ボックスで自動的な一時停止をスケジュールし、[OK]をクリックし、スケジュールを保存してダイアログ ボックスを閉じます。
  6. スケジュールを有効にするには、標準のツール バーの[保存]ボタンをクリックしてシナリオを開始します。

    一時停止を選択したレプリカは一時停止され、設定したスケジュールに従って再開されます。

アセスメント モードでのシナリオの実行

CA ARCserve RHA では、実際にデータをレプリケートせずにシナリオを実行することができます。これにより、レプリケーションに必要な帯域幅の使用状況または圧縮率の正確なベンチマークを評価できます。 アセスメント モードを選択すると、レプリケーションは行われませんが、統計情報が収集されます。 アセスメント プロセスを停止すると、レポートが提供されます。

アセスメント モード オプションを使用するには、新しいシナリオを作成し、シナリオ作成ウィザードで[アセスメント モード]チェック ボックスをオンにする必要があります。

アセスメント モードで実行可能なシナリオは、標準のレプリケーション モードでも実行できます。 シナリオを開始し、どのボタン(緑の実行ボタンまたは青の実行(アセスメント モード)ボタンのいずれか)をクリックするかによってシナリオの実行モードが決まります。

例: アセスメント モードでのシナリオの実行

  1. マネージャで、アセスメント モードで実行するシナリオを選択します。
  2. シナリオを実行するには、標準のツールバーの実行(アセスメント モード) をクリックします。

    CA ARCserve RHA は実行前にシナリオを検証します。

  3. シナリオが正しく設定されていない場合、または関連ホストで問題が発生した場合、[イベント]ペインにエラーが報告されます。 エラーがレポートされなければ、シナリオの実行が開始します。

    マネージャでは、シナリオの左側に青色の実行中マークが表示され、シナリオがアセスメント モードで実行中であることが示されます。また、シナリオのステータスも[シミュレーション]に変わります。

  4. シナリオの実行が開始されると、フレームワーク ペインの下部に[統計情報]タブが表示され、レプリケーションのアセスメント情報が視覚的に表されます。
  5. デフォルトでは、アセスメント モードで実行するシナリオを停止した後、アセスメント モード レポートが生成されます。 レポートを表示するには、「レポートの表示」を参照してください。