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レプリカ BlackBerry サーバのインストールと環境設定
マスタ BES サーバの環境設定を行い、準備ができると、レプリカ BES サーバをインストールできるようになります。 レプリカ サーバの設定手順は、オールインワンの設定の場合も分散型の設定の場合もほとんど同じで、相違点がマーキングされています。
このサーバをインストールするときは、以下の情報を考慮してください。
重要: インストールする前に、サーバ ペアのマスタ BES サーバ上の BES サービスを停止し、サービスを手動に設定します。 これは、SRP キーの競合を回避するために行います(「SRP 接続エラー」を参照)。 マスタおよびレプリカの BES サービスは、いかなるときでも、同時にオンラインにすることはできません。
また、マスタ サーバの名前を変更するように指示されます。 わかりやすいように、サーバ ペアの名前は BlackBerry1 (マスタ)および BlackBerry2 (レプリカ)と仮定します。
レプリカ サーバの環境設定を行う方法
- マスタ サーバで実行されているすべての BES サービスを手動開始モードに変更します。
- マスタ サーバの名前を「<MasterHostname>-CA」に変更して再起動します。 たとえば、マスタ サーバの名前が「BlackBerry1」の場合、これを「BlackBerry1-CA」に変更して、再起動します。
- レプリカ サーバの名前を元のマスタ ホスト名(CA サフィックスなし)に変更して、再起動します。 前の手順の例を参考にして、レプリカの名前を「BlackBerry1」に変更します。
- BES 4.1 ソフトウェアをレプリカ サーバにインストールして、次のことを確認します。
- マスタ サーバと同じ BlackBerry サーバ名を使用する
- (分散型の設定の場合のみ)ODBC 接続を作成します。 詳細については、「レプリカ BES サーバのデータ ソース(ODBC)の環境設定」トピックを参照してください。
- マスタ サーバに指定したのと同じ SQL サーバを指定する SQL サーバがローカルでマスタにインストールされている場合、レプリカにも SQL をインストールして、ローカルを選択する必要があります。
- マスタ サーバで使われているのと同じ BES Cal キー、SRP ID および SRP キーを使用する
- 開始したサービスをすべて検証し、それらのサービスを問題なく停止および開始できることを確認する
- レプリカ サーバにインストールされているサービスを手動起動モードに変更します。
- レプリカ サーバを元の名前(「BlackBerry2」など)に変更して再起動します。
- マスタ サーバにインストールされているサービスを自動起動モードに戻します。
- マスタ サーバを元の名前(「BlackBerry1」など)に変更して再起動します。
- すべてのサービスが正しく開始され、BES が正しく機能することを確認します。