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レプリカ BlackBerry サーバのインストールと環境設定

マスタ BES サーバの環境設定を行い、準備ができると、レプリカ BES サーバをインストールできるようになります。 レプリカ サーバの設定手順は、オールインワンの設定の場合も分散型の設定の場合もほとんど同じで、相違点がマーキングされています。

このサーバをインストールするときは、以下の情報を考慮してください。

重要: インストールする前に、サーバ ペアのマスタ BES サーバ上の BES サービスを停止し、サービスを手動に設定します。 これは、SRP キーの競合を回避するために行います(「SRP 接続エラー」を参照)。 マスタおよびレプリカの BES サービスは、いかなるときでも、同時にオンラインにすることはできません。

また、マスタ サーバの名前を変更するように指示されます。 わかりやすいように、サーバ ペアの名前は BlackBerry1 (マスタ)および BlackBerry2 (レプリカ)と仮定します。

レプリカ サーバの環境設定を行う方法

  1. マスタ サーバで実行されているすべての BES サービスを手動開始モードに変更します。
  2. マスタ サーバの名前を「<MasterHostname>-CA」に変更して再起動します。 たとえば、マスタ サーバの名前が「BlackBerry1」の場合、これを「BlackBerry1-CA」に変更して、再起動します。
  3. レプリカ サーバの名前を元のマスタ ホスト名(CA サフィックスなし)に変更して、再起動します。 前の手順の例を参考にして、レプリカの名前を「BlackBerry1」に変更します。
  4. BES 4.1 ソフトウェアをレプリカ サーバにインストールして、次のことを確認します。
  5. レプリカ サーバにインストールされているサービスを手動起動モードに変更します。
  6. レプリカ サーバを元の名前(「BlackBerry2」など)に変更して再起動します。
  7. マスタ サーバにインストールされているサービスを自動起動モードに戻します。
  8. マスタ サーバを元の名前(「BlackBerry1」など)に変更して再起動します。
  9. すべてのサービスが正しく開始され、BES が正しく機能することを確認します。