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スタンドアロン展開用のレプリカの手動での準備

スタンドアロン展開用にレプリカを手動で準備する前に、以下の情報を収集し、すべての手順を読んでおいてください。

また、以下の Microsoft TechNet ドキュメントも参照する必要があります。

重要: SharePoint スタンドアロン展開でハイ アベイラビリティ シナリオが正常に実行されるように、CA ARCserve RHA は Microsoft ループバック チェックの設定を変更します。 詳細については、以下の Microsoft サポート情報を参照してください。

スタンドアロン展開用にレプリカを手動で準備する方法

  1. リストされている情報を収集します。
  2. Microsoft TechNet ドキュメントを読みます。

    注: 以下のパラメータの値は、マスタ上のパラメータの値と同じである必要があります。sp_cfgDB、CenAdmContDB、CentralAdminPort。

  3. コマンド ライン セッションを開き、以下のコマンドを入力します。
    psconfig.exe -cmd configdb -create -server hostname¥inst -database sp_cfgDB -admincontentdatabase CenAdmContDB
    psconfig.exe -cmd installfeatures
    psconfig.exe -cmd secureresources
    psconfig.exe -cmd services -install
    psconfig.exe -cmd services -provision (SP2010 にのみ有効)
    psconfig.exe -cmd adminvs -provision -port centralAdminPort
    
  4. 全体管理サイトまたは STSADM ツールを使用してレプリカ上に Web アプリケーションを作成して、すべての表示名、ヘッダ、代替アクセス マッピング、コンテンツ データベース名およびポートがマスタ上のものと同じであるようにします。 レプリカ上で Web アプリケーションを作成する際に、マスタ ホスト名とポートを負荷分散 URL として使用します。 サイト コレクションを作成する必要はありません。これは、サブサイトおよびサイト コレクションがコンテンツ データベースに格納されているからです。コンテンツ データベースは CA ARCserve RHA シナリオでレプリケートされます。
  5. 全体管理サイトを使用して、レプリカ上でサービスを開始し、共有サービス プロバイダ(SharePoint Server 2007)を作成するか、サービス アプリケーションを作成して、それらがマスタ上のものと同じになるようにします。

    重要: HA シナリオを実行する前に、SharePoint 製品構成ウィザードを使用してレプリカを設定しないでください。

vCenter Server のレプリケーションおよびハイ アベイラビリティ

vCenter Server のレプリケーション

このセクションでは、CA ARCserve RHA for vCenter Server を実行するための要件について説明します。

vCenter レプリケーション環境設定.

vCenter Server のレプリケーションを実行するには、以下の環境設定が必要です。

vCenter Server 用のレプリケーション ソリューションでアシュアード リカバリ オプションを使用するには、以下の環境設定が必要です。

vCenter Server レプリケーション ログオン アカウント

CA ARCserve RHA エンジン サービス ログオン アカウントは、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

vCenter Server のハイアベイラビリティ

このセクションでは、CA ARCserve HA for vCenter Server を実行するための要件について説明します。

vCenter Server HA の環境設定

vCenter Server のハイ アベイラビリティ(HA)シナリオを実行するには、以下の環境が必要です。

vCenter HA ログオン アカウント

CA ARCserve HA エンジンのサービス ログオン アカウントは、以下のアカウントの条件をすべて満たしている必要があります。

Microsoft Dynamics CRM のレプリケーションおよびハイ アベイラビリティ

Dynamics CRM RHA 環境設定

Microsoft Dynamics CRM はさまざまなサーバ役割で構成されており、これらは以下の 2 つのサーバ役割グループに属しています。

どちらのサーバ役割グループも SQL レポート サービスを使用します。このサービスは、別のマシンにインストールできます。 サーバ役割グループは、同じマシンにも、異なるマシンにもインストールできます。

CA ARCserve RHA Dynamics CRM は、以下の 2 通りの方法で設定できます。

環境設定ですべての Dynamics CRM サーバ用にレプリカ サーバを同一に設定する必要があります。

オール イン ワン環境設定

すべてのサーバ グループの役割が同じマシン(マスタ サーバ)で実行されます。 オールインワンの環境設定では、以下のものが必要です。

分散型環境設定

サーバ グループの役割が別のマシン(複数のマスタ サーバ)で実行されます。 分散型のマシン設定では、以下のものが必要です。

注: Dynamics CRM をインストールする前に、SQL Server Reporting Services および IIS がインストールされていることを確認します。

crm_replica

以下の要件が適用されます。

SQL 2005 を分散型環境設定で実行する場合は、以下のことを行ってください。

UNIX/Linux の環境設定

AIX サーバでは、ホスト名は常に FQDN に設定します。 FQDN を検索する場合は、DNS だけがサポートされています。 NIS または NIS+ ネーミング サービスはサポートされていません。

DNS リダイレクトを使用する場合は、/etc/host.conf でルックアップの順序を order bind, hosts に設定します。

DNS リダイレクトでは、バインド パッケージが必要です。

オペレーティング システム

パッケージ名

Linux

bind-utils-*

Solaris

SUNWbind

AIX

bos.rte.bind_cmds

UNIX/Linux システムの Oracle では、データベース インスタンス データ ファイル用のファイル システム ストレージ オプションのみがサポートされています。

フル システムのハイ アベイラビリティ

フル システムのアベイラビリティ環境設定は以下のとおりです。

マスタ サーバ

このサーバは、エンジンによってサポートされている任意の Windows サーバです。 マスタは、物理サーバまたは仮想サーバです。

レプリカ サーバ

フル システム シナリオでは、以下の仮想化環境がレプリカ サーバとしてサポートされています。

注: Hyper-V 1.0 では、すべてのパッチ(特に KB950050)がインストールされていることを確認します。 詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。 Hyper-V 仮想マシンを作成するときは、デフォルト インストール パスを使用しないでください。 CA ARCserve RHA は自動検出中にデフォルトの仮想マシン のインストール パスにアクセスできません。 代わりに、マスタとレプリカの両方に新しいフォルダ(C:¥VM など)を作成します。 フル システム HA シナリオの作成中に、ボリューム設定画面でこのフォルダを指定します。