シナリオを作成したら、それを実行してレプリケーション プロセスを開始する必要があります。 通常、マスタ上のデータの変更をレプリカにレプリケートする前に、マスタとレプリカを同期する必要があります。 そのため、レプリケーションを開始する最初の手順は、マスタ サーバとレプリカ サーバの同期です。 サーバの同期の完了後、自動的にオンライン レプリケーションが開始され、マスタで発生するすべての変更が継続的にレプリカに反映されます。
CA ARCserve RHA では、同期とレプリケーションを同時に実行することができます。 この場合、サーバはファイルが使用中で更新されている間も同期されます。 マスタ上で発生した変更はすべてキャプチャされスプールに保持されます。 同期が完了した後、レプリケーションが開始され、レプリカ上で変更が更新されます。
注: レプリケーション プロセスを成功させるには、エンジンを実行しているユーザに、マスタに対する読み取り権限があり、すべてのレプリカ ホスト上で各レプリケーションのルート ディレクトリとそのファイルに対する読み取りおよび書き込み権限があることを確認してください。
レプリケーションを開始する方法
CA ARCserve RHA は実行前にシナリオを検証します。
以下の点に注意してください。
[実行]ダイアログ ボックスには、同期オプションのリストが表示されます。 ファイル レベル、ブロック レベル、またはボリューム同期を選択できます。 詳細については、「同期」を参照してください。
注: 通常は、デフォルト値を選択するのがもっとも適切です。
重要: マスタとレプリカのルート ディレクトリ内のデータが同一であることが確認できる場合を除き、同期はスキップしないでください。
マネージャでは、シナリオの左側に緑色の実行中マークが表示され、シナリオが実行中であることが示されます。また、シナリオのステータスも[実行中]に変わります。
注: レプリケーション レポートを定期的に生成して、各関連サーバのレプリケーション プロセスをモニタすることもできます。
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