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レプリカのレプリケーション プロパティ

同期前にスクリプトを実行

各同期処理の前にスクリプトの実行を開始します。 同期プロセスはこのスクリプトの実行が完了するまで開始されません。

スクリプト名

スクリプトの名前と完全パスを入力します。

引数

前のプロパティで指定したスクリプトに渡す引数です。 引数は静的な値です。

同期後にスクリプトを実行

各同期処理の後に実行するスクリプトを起動します。 同期プロセスはこのスクリプトの実行が完了するのを待たずに開始されます。

スクリプト名

スクリプトの名前と完全パスを入力します。

引数

前のプロパティで指定したスクリプトに渡す引数です。 引数は静的な値です。

転送時にデータを圧縮

レプリカに送信する前にデータが圧縮されます。 このオプションにより、帯域幅と転送時間が最適化されます。

転送時にデータを暗号化

レプリカとその親ノード間で安全にデータを転送できるよう、データを暗号化します(セキュア通信とも呼びます)。 このプロパティはレプリカ ホストでのみ設定できます。つまり、マスタにはこのプロパティはありません。 ただし、このオプションは、リカバリ中またはバックワード シナリオの実行中、2 つのホスト間のリンクが保護されるように調整されます(このオプションがオフに設定されている場合、プレーン データは保護されません)。

注: ユーザ固有のセキュリティ パラメータでデータを暗号化する場合は、「エンジンのセキュリティ管理方法の変更」を参照してください。

同期中に削除されたファイルを保持する

同期処理中、マスタ サーバから削除されたファイルをレプリカから削除しません。 複数のシナリオが同一のレプリカ ディレクトリを使用する場合に適しています。

レプリケーション中に削除されたファイルを保持する

レプリケーション中、マスタ サーバから削除されたファイルをレプリカから削除しません。

帯域幅の制限(Kbps)

レプリカ ホストで許容される受信帯域幅のサイズを制御できます。 1 日のすべての時間に適用される 1 つの制限サイズを定義するか、または時間ごとに異なる値を指定できます。 デフォルト値は制限なしです。

帯域幅のスケジューリングの詳細な説明については、「帯域幅の制限のスケジュール」を参照してください。

実行時にデータベースを停止

オンに設定すると、データベース シナリオ(Exchange、SQL、Oracle)が実行中で、データベースがレプリカ サーバで実行中の場合、シナリオの実行前に CA ARCserve RHA によってデータベース サービスが停止されます。 (HA のシナリオには適用されません)

システム状態をこのレプリカに保存

このオプションは、[シナリオのプロパティ]リストの[システム状態の保護]プロパティが[オン]に設定されている場合にのみ有効にすることができます。 詳細については、「システム状態の保護」を参照してください。

ファイルが使用中の場合に再試行

これらのオプションは、Windows サーバにのみ適用されます。 ビジー状態のファイル(非共有の読み取りとして開いているファイル)に対する変更を受け取ると、これらのオプションによって、このファイルを変更されたファイルで置換する処理を何回、どのような間隔で行うかが定義されます。

試行回数

使用中であるためにレプリケートできない、変更されたファイルの置換を行うための試行回数を入力します。 最後の試行が行われる前にファイルがリリースされない場合、変更は失われエラー メッセージが表示されます。

試行間隔(ミリ秒)

失敗した試行と次の試行の間の時間です。

トリガ ファイルの作成時にスクリプトを実行

(ファイル サーバのみ)指定したトリガ ファイルが表示されたときに、スクリプトを介して特別なアクションを起動するかどうかを指定します。

トリガ ファイル名

次のプロパティで指定したスクリプトを起動するファイルの名前です。 スクリプトは、ファイル作成イベントが発生すると起動されます。

実行するスクリプト
  • スクリプト名

    前のプロパティで指定したトリガ ファイルが作成されたときに、このスクリプトが呼び出されます。 スクリプトの名前と完全パスを入力します。

  • 引数

    前のプロパティで指定したスクリプトに渡される引数です。 引数は静的な値にしてください。