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スイッチオーバーおよびバックワード シナリオのプロセス

スイッチオーバーおよびバックワード シナリオのプロセスの説明

  1. 元のアクティブ コントロール サービスが停止すると、概要ページおよびマネージャとそのコントロール サービスとの間の接続は切断されます。 そのため、更新された情報を受信して表示することができなくなり、通常のスイッチオーバーでは表示される、スイッチオーバー開始後の変更内容が表示されません。
  2. 概要ページと元のアクティブ コントロール サービスとの接続が失われると、以下のメッセージが表示されます。

    このメッセージは、元のアクティブ コントロール サービスが停止しているので、概要ページへの接続が切断されたことを示します。

  3. OK]をクリックし、メッセージを閉じます。 このメッセージは、元のスタンバイ コントロール サービスがアクティブになり、接続が確立されるまで何度も表示される可能性があります。
  4. 元のスタンバイ コントロール サービスが新しいアクティブ コントロール サービスとして機能するようになると、概要ページは自動的にコントロール サービスに再接続されます。そこで[ログイン]ダイアログ ボックスが表示され、新しいアクティブ コントロール サービスへのログインが要求されます。
  5. ユーザ名、パスワード、およびドメイン名を入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。

    概要ページが再表示され、新しいアクティブ コントロール サービスに接続した状態になります。

  6. マネージャで、[ユーザ認証情報]ダイアログ ボックスが表示されることもあります。

    ユーザ認証情報]ダイアログ ボックスでは、新しいアクティブ コントロール サービスへのログインが要求されます。 このダイアログ ボックスが表示された場合は、必要な詳細を入力して、[OK]をクリックします。

    : [ユーザ認証情報]ダイアログ ボックスの外観は、内部キャッシュ設定に関連しています。スイッチオーバー プロセスの進捗状況を必ずしも示すわけではありません。 [ユーザ認証情報]ダイアログ ボックスが表示されない場合でも、スイッチオーバーが実行されることがあります。

  7. 2 つのコントロール サービスには、切り替えられた役割があります。 これで、マネージャから元のコントロール サービスへの接続は切断され、スタンバイ コントロール サービスへの接続が確立され、スイッチオーバーの後でスタンバイ コントロール サービスがアクティブ コントロール サービスになります。 スイッチオーバー関連のイベントは、[イベント]ペインに表示されます。

    : 「スプリット ブレイン」の問題と解決法

    接続が失われ、スイッチオーバーが行われた後、元のスタンバイ コントロール サービスがアクティブ コントロール サービスとして機能します。 ただし、その時点でも、元のアクティブ コントロール サービスが動作していることがあります。 再接続の際に、どちらのコントロール サービスも、アクティブ コントロール サービスになろうとする場合があります。 問題となる可能性があるこの状態を避けるために、CA ARCserve RHA は、組み込み数値パラメータを各コントロール サービスに保持しており、スイッチオーバー プロセスによって、新しくアクティブになったコントロール サービスの番号が増えます。 すべての接続要求は、このパラメータと共に送信されます。コントロール サービスは、接続要求を受信すると、数値が現在のものより高いか低いかを確認します。 数値の低いコントロール サービスはシャットダウンし、スタンバイ コントロール サービスになります。

  8. スイッチオーバーの後で、バックワード シナリオがシステムによって自動的に開始されます。
  9. 元のアクティブ コントロール サービスが有効になると、バックワード シナリオが実行を開始します。 新しいアクティブ コントロール サービスから新しいスタンバイ コントロール サービスにデータがレプリケートされ、現在のスタンバイ コントロール サービス上のデータが上書きされます。
  10. これで、スタンバイ コントロール サービスの役割をスイッチバックし、元のマスタをアクティブ サーバに、レプリカをスタンバイ サーバにすることができます。