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スイッチバックの開始

スイッチバックを開始するには、以下の手順に従います。

  1. ネットワークでマスタ サーバとレプリカ サーバが利用可能であり、エンジンが稼働中であることを確認します。
  2. [マネージャ]を開いて[シナリオ]ペインから該当するシナリオを選択します
  3. (バックワード シナリオがすでに実行されている場合は、この手順をスキップし、手順 7 に進みます)。

    バックワード シナリオが実行されていない場合は、[実行]ボタンをクリックしてシナリオを開始します。 CA ARCserve RHA は、スイッチオーバーが発生したことを検出し、その状態と環境設定を確認して、バックワード シナリオの実行を承認するよう求めます。

    注:詳細設定]ボタンをクリックすると、追加のペインが開いて、シナリオに参加しているホストに関する詳細情報が表示されます。

  4. 実行]ボタンをクリックしてバックワード シナリオを開始します。

    実行]ダイアログボックスが表示されます。

  5. Microsoft Exchange の場合、ブロック レベル同期 を選択します。ファイル サーバの場合、ファイル レベル同期を選択し、[OK]をクリックします。 再同期が開始されます。

    再同期が完了するまでお待ちください。

  6. 再同期が完了すると、「同期処理中の変更はすべてレプリケートされました」というメッセージが[イベント]ペインに表示されます。 ここで、アクティブ サーバからスタンバイ サーバへのレプリケーションが開始されます。

    スイッチバック - レプリケーション開始

  7. マスタ サーバとレプリカ サーバの間の役割を元に戻します。 バックワード シナリオの実行中に役割を切り替えるには、[スイッチオーバーの実行ボタンをクリックするか、[ツール]メニューから[スイッチオーバーの実行]オプションを選択します。

    確認メッセージが表示されます。

  8. スイッチオーバーの実行]確認ダイアログで[はい]をクリックします。 これにより、元のレプリカ サーバからマスタ サーバへのスイッチバックが開始されます。

    スイッチバック - スイッチオーバー開始

  9. スイッチバックが完了して各サーバの役割が元に戻ったら、シナリオは自動的に停止します。

    スイッチバック - スイッチオーバー後に停止

ここからは、再びシナリオを元の状態(通常の実行方向)で実行できます。