既知の問題
以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
フル システム保護
- フル システム シナリオは、マスタ サーバ上でダイナミック ディスクをサポートしません。
- Citrix XEN シナリオについては、ディスクに格納されているファイルが使用中の場合は、仮想マシン上のディスクをマウント解除できません。
- Windows ライセンス タイプに応じて、フル システム アシュアード リカバリまたはスイッチオーバ後に、仮想マシンを再度アクティブにする必要がある場合があります。 再アクティブ化ポリシーの詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。
- ESX のサポートされているバージョンとそれ以外のバージョンが vCenter Server によって管理されている「混在環境」では、VMDK を指定したアプライアンスにマウントできないため、フル システム シナリオが失敗する場合があります。 この状況を回避するには、環境内のすべての ESX バージョンをサポートされているバージョンにする必要があります。
- フル システム シナリオのリストア プロセスを実行する場合は、マスタ上のアプリケーション サービスを手動で停止する必要があります。そうしないと、リストア後にアプリケーションが破損する場合があります。 リストア後にアプリケーションが破損した場合、問題を解決するには、アプリケーション サービスを停止し、同じブックマークまで再度リストアしてください。
CA ARCserve RHA MMC
- MMC は、以下の場合にライセンス サーバに接続できないことがあります。
- デフォルトの HTTP または HTTPS プロキシが、MMC が実行中のホスト上に設定されている。
- ライセンス サーバのアドレスがプロキシ バイパス リストに載っていない。
- プロキシが Web サイトにアクセスするには認証が必要である。
- Windows アカウントがプロキシへのアクセスに必要な権限を持っていない。つまり、現在の MMC ユーザにはプロキシを使用する権限がない。
この事態を回避するには、以下の手順に従います。
- HTTP プロキシ バイバス リストでコントロール サービスを指定します。
- Internet Explorer の HTTP プロキシ設定を削除して、MMC がコントロール サービスに直接接続できるようにします。
- 現在のユーザに対して HTTP プロキシ サーバへのアクセスを許可します。
- MMC は、Windows インターネット設定を使用してコントロール サービスに自動接続します。この設定は、サードパーティ アプリケーションによって変更できます。
- CA ARCserve RHA ディスク リソースは、Microsoft Failover Cluster の複数のボリューム内でのデータの整合性を保証しません。 データ セット間のデータの整合性が必要なアプリケーションについては、すべてのデータを単一のボリューム上でホストする必要があります。
- CA ARCserve RHA ディスク リソースを作成できるのは、クラスタを所有するノード上のみです。 たとえば、クラスタ ノード A、B、C、 および D があり、ノード A がクラスタを所有している場合は、ディスク リソースはノード A 上にのみ作成することができます。
Oracle Solaris 11
Solaris 11 で IP 移動リダイレクション方式のシナリオを作成する前に、関連する NIC/IP アドレスを Solaris 側で手動モードに設定してください。
Linux
- マスタのルート ディレクトリにおける任意のファイル操作では、SeLinux を無効にするか、SeLinux セキュリティ コンテキストを変更する必要があります。
Microsoft Windows 2003