新しい機能および拡張機能

このセクションでは、CA ARCserve RHA （以前の製品名：「 CA XOsoft」）製品ファミリの新機能および拡張機能について説明します。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

実行時のシナリオの変更

このリリースから、実行中のシナリオを停止したり、強制的に再同期を行わずに、シナリオのプロパティを変更できるようになりました。変更可能なプロパティには、以下があります。

このリリースから、以下の機能が導入されました。

クラウドへのレプリケート: 手動で EC2 上にレプリカをセットアップする必要なしに、Windows Server データのレプリケーションターゲットとして Amazon Web サービス EC2 クラウドインスタンスを使用できます。クラウドレプリケーションでは、ファイルおよびバイトレベルのレプリケーション、AWS 上で実行される複数の EC2 インスタンス、フォワード方向のスケジュール済み、定期的、および継続的なレプリケーション、およびクラウドからのリカバリがサポートされます。
クラウドへのフェールオーバ: 手動で EC2 上にレプリカをセットアップする必要なしに、フルシステム保護のハイアベイラビリティターゲットとして Amazon Web サービス EC2 クラウドインスタンスを使用できます。クラウドへのフェールオーバでは、複数の Windows 2003 サーバおよび 2008 R2 サーバのフルシステム保護をサポートし、EC2 クラウドでのオンラインレプリケーションターゲット、アプリケーションおよびサーバのモニタ、フォワード方向への継続的なレプリケーションおよびクラウドからのオフラインリカバリをサポートします。

注：これらの機能には、有効かつ設定済みの Amazon Web サービス EC2 アカウントが必要です。 Amazon Web サービスは、公式には Windows 2008 R2 をサポートしていません。この環境でのテスト中に問題が確認されました

このリリースから、CA ARCserve RHA は Microsoft Failover Cluster 2008 システムに以下の保護を提供します。

共有ストレージ構成で実行される Microsoft Failover Cluster 2008 展開に追加のオフサイト保護レイヤを提供することにより、単一障害点を除去します。 CA ARCserve RHA は継続的なレプリケーションを提供することで、共有ストレージハードウェアが全損した場合でも、クラスタ化されたアプリケーションが引き続き動作できるようにします。
Microsoft のレプリケーションプロバイダとして動作し、Windows Server 2008 フェイルオーバクラスタリングで導入される新しい地理的分散クラスタリング機能を有効にします。このハイアベイラビリティソリューションは、ローカルエリアネットワーク（LAN）または広域ネットワーク（WAN）を介した遠距離のクラスタノードの接続を可能にし、自動ディザスタリカバリを提供するソリューションです。

このリリースから、サードパーティ VPN を使用することなく、オンプレミスおよびオフプレミスサーバ間の通信を保護するために、SSL 128 ビット暗号化がサポートされるようになりました。

注：安全な通信とは VPN 置換でなく、ローカル LAN を拡張せず、ファイアウォールも回避しません。

このリリースから、フルシステムシナリオで以下の仮想プラットフォームがサポートされるようになりました。