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CA ARCserve RHA による負荷分散 SharePoint WFE のサポート

SharePoint WFE （Web フロント エンド）サーバを負荷分散システムに展開して、WFE のパフォーマンスを向上させることができます。 多対多の環境設定モードでは、各 WFE サーバはフェールオーバ用の専用スタンバイを含むシナリオで保護されています。 多対 1 の環境設定モードでは、すべての WFE サーバは単一のスタンバイ サーバに集約され、シナリオはグループ フェイルオーバーを保証するために単一のグループに属します。 負荷分散サーバのグループ全体が 1 つとして保護されるため、最後のアクティブなサーバがダウンしたときに初めてスタンバイがアクティブになります。

CA ARCserve RHA は、多対多および多対 1 の環境設定のこれらのサーバに対してハイ アベイラビリティを提供します。 さまざまな種類の負荷分散システム（DNS ラウンド ロビンや Microsoft NLB などのハードウェア ソリューションまたはソフトウェア ベース ソリューション）を選択できるため、CA ARCserve RHA はスイッチオーバー（作業負荷の分散など）中に負荷分散に関連するロジックを処理しません。 負荷分散システムでは、リクエストを新しいサーバ ノードに送信でき、サービス リクエストが削除されたノードに分散されないようにする必要があります。

Microsoft NLB を WFE 負荷分散ソリューションとして使用していた場合は、フェイルオーバ後にネットワーク フローをより簡単にスタンバイにリダイレクトできます。 以下のようなシナリオを考慮する必要があります。

• DNS リダイレクトまたはスイッチオーバー ホスト名プロパティを使用してシナリオを設定している場合、CA ARCserve RHA ではシナリオ ステータスに基づいて NLB を動的に開始または停止できます。 そのためには、start-db および stop-db スクリプトを指定します。
• IP 移動をネットワーク リソースとして指定してシナリオを設定している場合は、指定する IP アドレスはサーバのプライベート IP アドレスまたは NLB クラスタ（仮想 IP）の IP です。
• 多対多の環境設定では、アクティブ サーバからスタンバイに仮想 IP を移動する場合、最初にすべてのスタンバイ サーバを NLB に含め、次に NLB を動的に起動または停止し、仮想 IP をスタンバイに移動する必要があります。 これは、複数の非 NLB スタンバイの間で同じ IP が共有されている場合に IP 競合を回避するためです。
• 多対 1 の環境設定では、アクティブ サーバからスタンバイに仮想 IP を移動する必要があります。これにより、スタンバイは仮想 IP アドレスをホストしてユーザ リクエストに応答します。