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スタンドアロン展開用の SharePoint Server シナリオの作成
以下の手順は、SharePoint Server スタンドアロン展開で HA シナリオに適用されます。 これによって、SharePoint Server 展開を保護する単一のシナリオが作成されます。
SharePoint ハイ アベイラビリティ シナリオを作成する方法
- CA ARCserve RHA マネージャから、[シナリオ]-[新規]を選択するか、[新規シナリオ]ボタンをクリックします。
- [ようこそ]ダイアログ ボックスが開いたら、[新規シナリオの作成]を選択し、[次へ]をクリックします。
- [シナリオ タイプの選択]ダイアログ ボックスが開いたら、[SharePoint]-[ハイ アベイラビリティ シナリオ]-[アシュアード リカバリを使用したレプリカ整合性テスト](オプション)を選択します。 アシュアード リカバリを選択する場合、既存の Web アプリケーション データベースのみ検出およびレプリケートできることに注意してください。 アシュアード リカバリの詳細については、「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
- [マスタおよびレプリカ ホスト]ダイアログ ボックスが開いたら、シナリオを指定し、マスタ サーバとレプリカ サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 [次へ]をクリックします。 詳細については、「リダイレクション方式」を参照してください。
- エンジンの検証が完了するまで待って、[次へ]をクリックします。 必要に応じて[インストール]をクリックして一方または両方のサーバでエンジンをアップグレードし、[次へ]をクリックします。
[レプリカ環境設定]ダイアログ ボックスが開き、指定したマスタで自動検出されたすべての結果のリストが表示されます。 デフォルトでは、すべてのデータベースが含まれます。
注: ハイ アベイラビリティ シナリオでは、すべてのデータ項目(データベース、SharePoint データ フォルダなど)がレプリケートされ、選択は解除できません。
- [レプリカ環境設定]ダイアログ ボックスで、以下のいずれかを実行します。
- レプリカとマスタの比較結果が同じ場合、[次へ]をクリックします。
- レプリカとマスタの比較結果が異なる場合、レプリカの SharePoint を再設定する必要があります。
- ドメイン管理者のアカウント認証情報を入力します。 SharePoint Server 2007 については、ユーザ名、パスワードおよびドメインを入力します。 SharePoint Server 2010 については、ユーザ名、パスワード、ドメインおよびファーム パス フレーズを入力します。 指定するアカウントは、自動設定処理のため、レプリカ上の CA ARCserve RHA SharePoint COM+ サービスのログオン アカウントとして適用されます。 詳細については、「CA ARCserve RHA SharePoint COM+ サービス」を参照してください。
- 自動設定が完了するまで待って、[次へ]をクリックします。 詳細については、「SharePoint レプリカ サーバの準備」を参照してください。
- [シナリオのプロパティ]ダイアログ ボックスが開いたら、必要に応じて、追加のプロパティを設定します。 ユーザ アクセス制御に NTFS ACL とドメイン アカウントを使用する場合は、[NTFS ACL をレプリケート]オプションを選択して[次へ]をクリックしてください。 詳細については、「シナリオのプロパティ」または「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
注: [Windows 共有を同期]オプションは、フェールオーバ後にサーバ ファーム内のクエリの役割が正常に動作するように、デフォルトでは オンになっています。
[マスタとレプリカのプロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。
- デフォルトの設定をそのまま使用するか、必要な変更を加えてから、[次へ]をクリックします。
- [スイッチオーバー プロパティ]ダイアログ ボックスで情報が取得されるまで待ちます。 必要なリダイレクションのプロパティを設定して、[次へ]をクリックします。 詳細については、「スイッチオーバーとスイッチバック」を参照してください。
- [スイッチオーバーとリバース レプリケーションの開始]ダイアログ ボックスから、必要に応じて、自動または手動スイッチオーバーを選択し、自動または手動リバース レプリケーションを選択します。
これらのオプションを両方とも自動に設定することはできません。 詳細については、「シナリオのプロパティ」または「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
- [アシュアード リカバリを使用した整合性テスト]を選択した場合、ここでそのダイアログ ボックスが表示されます。 必要に応じて、スケジュールを設定します。 詳細については、「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
- [次へ]をクリックして、シナリオの検証を開始します。 エラーが報告される場合、エラーを解決してから操作を続けてください。 検証が完了したら、[次へ]をクリックして、シナリオの作成を完了します。
注: シナリオ検証により、ファーム内にまだ存在するレプリカに関するエラーが報告された場合、環境設定が原因です。 この問題を解決するには、レプリカ上の SharePoint ウィザードを起動してマスタのファームから切断し、自動設定を繰り返します。
- [今すぐ実行]または[完了]を選択します。 [今すぐ実行]を選択すると、同期処理が開始されます。 [終了]を選択すると、あとでシナリオを実行できます。 「ウィザード以外からのシナリオの実行」を参照してください。