Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの追加
このセクションでは、Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアをデスティネーションとして追加する方法について説明します。Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアを追加する前に、必ず Arcserve クラウド アカウントをコンソールに追加してください。詳細については、「Arcserve クラウド アカウントの追加」を参照してください。
注:
- UDP 10.0 の場合、[Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの追加]オプションは無効です。このオプションを使用するには、復旧ポイント サーバ(RPS)を UDP 10.2 にアップグレードします。
- Arcserve クラウド ストレージと Arcserve クラウド サイバー レジリエント ストレージが適切に動作できるように、TCP 送信ポート 80 および 443 が開いていることを確認してください。
- Arcserve クラウド ストレージをまだ購入していない場合、[Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの追加]オプションは無効です。Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアのトライアルをリクエストする場合は、[試してみる]をクリックします。
- 購入関連情報については、営業担当者にお問い合わせください。購入したストレージ容量をすべて消費する場合は、追加のストレージを購入する必要があります。詳細については、「サブスクリプションおよびストレージの失効に関する Arcserve クラウド ストレージ(ACS)および Arcserve クラウド サイバー レジリエント ストレージ(ACCRS)の動作」を参照してください。クラウド ストレージを購入すると、[Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの追加]オプションがすぐに有効になります。
- ストレージ容量の増減や追加ストレージの購入など、クラウド ストレージを変更した場合、変更がシステムに反映されるまでに最大 24 時間かかることがあります。ただし、クラウド ストレージの使用状況をすぐに更新するには、クラウド アカウント情報を手動で更新します。これを行うには、[リソース] > [デスティネーション] > [クラウド アカウント]に移動し、目的のクラウドアカウントの[アクション]ドロップダウン リストから[更新]を選択します。
以下の手順に従います。
- Arcserve UDP にログインし、[リソース]タブをクリックします。
- 左ペインから、[デスティネーション]に移動し、[復旧ポイント サーバ]をクリックします。
- [デスティネーション: 復旧ポイント サーバ]ページが中央のペインに表示されます。
- 必要な復旧ポイント サーバを右クリックし、[Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの追加]を選択します。
- [Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 以下の詳細を指定し、[保存]をクリックします。
- データ ストア名: データ ストアの名前を指定します。
- データ ストア フォルダ: Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアが作成されるフォルダの場所を指します。ローカルのフル パスを入力するか、[参照]をクリックして目的のローカル フォルダを選択します。
- 同時アクティブ ジョブ: データ ストアで許可される同時ジョブの最大数を指定します。
- デフォルト値: 4
- クラウド サービス: クラウド サービスはデフォルトで Arcserve クラウド ストレージとして選択され、無効になっています。
- クラウド アカウント: ドロップダウン リストから、クラウド サービスに関連付けられたクラウド アカウントを選択します。
- 注: コンソールに 1 つのクラウド アカウントを追加した場合、それがデフォルトで選択されます。
- 地域: 必要に応じてクラウド アカウントの地域を選択します。
- バケット名: クラウド デスティネーションとして使用するバケット名を指します。クラウド ベンダに移動またはコピーされたファイル/フォルダはすべて、ユーザのバケット(またはコンテナ)内に保存および整理されます。バケットは、ファイルのグループ化と整理に使用する基本的なコンテナです。クラウド ベンダに保存されたすべてのオブジェクトは、バケット内に格納されます。命名規則の詳細については、「バケットの命名規則」を参照してください。
- エンドポイント: ベンダ サービス URL を指します。このフィールドは自動的に入力され、灰色で表示されます。
- 保存ポリシー: スナップショットの処理方法を管理するための設定を指します。以下の 2 つのオプションのいずれかを選択します。
- 柔軟な保存(ガバナンス モード): このモードでは、特定の IAM 権限を持つユーザは、保存設定の上書き、保存期間中の保護オブジェクト バージョンの変更または削除を行うことができます。このモードは、主に内部ガバナンス、運用管理、および規制以外のコンプライアンスのニーズに対応するために設計され、偶発的または不正なアクションから保護します。
- コンプライアンスによる保存(コンプライアンス モード): このモードでは、保護されているオブジェクトのバージョンは、保存期間が終了するまで変更または削除できません。これにより、データは保存期間全体にわたってイミュータブル(不変)であることが保証され、これはコンプライアンスのためにきわめて重要です。
- イミュータブル スナップショット スケジュールの頻度: 日単位、週単位、および月単位のスナップショットをスケジュールし、それらのスナップショットの保存期間を設定することができます。
- 日単位: 毎日指定した時間のスナップショットを作成します。
- スナップショット時間: スナップショットを作成する時間を設定します。
- 保存期間(日単位): スナップショットを自動的に削除するまでの保存期間を定義します。
- 注: クラウドの消費を最適化するために、Arcserve では、7 日間以下の保存期間を使用するか、毎日のスナップショットを 7 日間以上保存する代わりに週単位のスナップショットを使用することをお勧めします。
- 週単位: 指定した曜日のスナップショットを作成します。
- スケジュールの実行日: スナップショットを作成する曜日を選択します。
- スナップショット時間: スナップショットを作成する時間を設定します。
- 保存期間(週単位): スナップショットを自動的に削除するまでの保存期間を定義します。
- 注: クラウドの消費を最適化するために、Arcserve では、5 週間以下の保存期間を使用するか、週単位のスナップショットを 5 週間以上保存する代わりに月単位のスナップショットを使用することをお勧めします。
- 月単位: 月の指定した日または週のスナップショットを作成します。
- 開始日/週: ドロップダウンリストから、必要に応じて以下のいずれかを選択します。
- 日: スナップショットを作成する特定の日または最終日を選択します。
- 週: 必要に応じて、[第 1]または[最終]を選択し、スナップショットを作成する曜日を選択します。
- スナップショット時間: スナップショットを作成する時間を設定します。
- 保存期間(月単位): スナップショットを自動的に削除するまでの保存期間を定義します。
- 注: クラウドの消費を最適化するために、Arcserve では 12 か月以下の保存期間を使用することをお勧めします。
- 注:
- 日単位、週単位、および月単位のイミュータブル スナップショットの保存期間を推奨制限よりも長く設定し、[保存]をクリックすると、[推奨保存期間の超過]ダイアログ ボックスが表示されます。戻って推奨値に従って設定を更新する場合は、[スケジュールの調整]をクリックします。それ以外の場合は、[スケジュールの確認]をクリックして現在の設定を続行します。
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- デフォルトでは、すべての日単位、週単位、および月単位のスケジュールのスナップショット時間は午前 2 時に設定されます。このデフォルトのスナップショット時間で続行すると、週単位や月単位などの低い頻度のスナップショットが日単位のスナップショットと重複する可能性があります。これを回避するために、Arcserve では、異なる頻度(日単位、週単位、月単位)ごとに異なるスナップショット時間を設定することをお勧めします。
- デデュプリケーションの有効化: このデータ ストアのデデュプリケーションが有効であることを指定します。UDP コンソールは、ソース側とグローバルの両方の種類のデデュプリケーションをサポートします。ソース側デデュプリケーションは、重複したデータ ブロックが特定のエージェントからネットワーク上を移動することを防ぎます。グローバル デデュプリケーションは、ボリューム クラスタ レベルに基づいて重複したデータをすべてのクライアント マシンにわたって除外します。デフォルトで、[デデュプリケーションの有効化]チェック ボックスはオンになっていて、灰色表示になっています。
- デデュプリケーション ブロック サイズ: デフォルトで、デデュプリケーション ブロック サイズとして 64 KB が選択されています。
- ハッシュ メモリの割り当て: ハッシュを保持するために割り当てる物理メモリの量を指定します。このフィールドには、デフォルト値が入力されています。デフォルト値は、以下の計算に基づきます。
- RPS の物理メモリが 4 GB より小さい(または 4 GB と同じ)場合、ハッシュ メモリの割り当てのデフォルト値は RPS の物理メモリと同じです。
- RPS の物理メモリが 4 GB より大きい場合は、UDP コンソールがこの時点の空きメモリを計算します。使用可能な空きメモリが現在 X GB であると仮定します。UDP コンソールではさらに以下の条件を確認します。
- (X * 80%) が 4 GB 以上の場合、[ハッシュ メモリの割り当て]のデフォルト値は (X * 80%) です。
- (X * 80%) が 4 GB より小さい場合、[ハッシュ メモリの割り当て]のデフォルト値は 4 GB です。
- 例: RPS に 32 GB の物理メモリがあるとします。データ ストアの作成中に、オペレーティング システムおよび他のアプリケーションで 4 GB のメモリを使用しているとします。そのため、この時点の使用可能な空きメモリは 28 GB です。その場合、[ハッシュ メモリの割り当て]のデフォルト値は 22.4 GB (22.4 GB = 28 GB * 80%)です。
- ハッシュ デスティネーションは SSD (Solid State Drive) 上にある: ハッシュ フォルダがソリッド ステート ドライブにあることを指定します。
- 注: [ハッシュ デスティネーションは SSD (Solid State Drive) 上にある]チェックボックスがオンの場合、ローカル SSD でハッシュ デスティネーションを設定します。
- インデックスデスティネーション: インデックス ファイルを保存するインデックス デスティネーションフォルダを定義します。デデュプリケーション プロセスを改善するには、別のディスクを選択します。
- 注: インデックス デスティネーション パスは空のフォルダである必要があります。
- ハッシュ デスティネーション: ハッシュ データベースを保存するパスを定義します。UDP コンソールは、SHA1 アルゴリズムを使用して、ソース データのハッシュを生成します。ハッシュ データベースはハッシュ値を管理します。高速 SSD (ソリッド ステート ドライブ)を選択すると、デデュプリケーション容量が増加し、必要なメモリ割り当てが減少します。ハッシュ パフォーマンス向上のため、SSD ボリュームをボリューム クラスタ サイズ 4 KB の NTFS ファイル システムとしてフォーマットすることをお勧めします。
- 注: ハッシュ デスティネーション パスは空のフォルダである必要があります。
- 注:
- 以下のフォルダには同じパスを指定できません: データ ストア フォルダ、インデックス デスティネーション、およびハッシュ デスティネーション。
- リモートまたはネットワーク共有パスは、クラウド データ ストアではサポートされていません。
- 圧縮を有効にする: データ圧縮設定が有効であることを指定します。
- 圧縮タイプ: 圧縮タイプとして標準または最大のどちらを使用するかを指定します。
- 圧縮は、ディスクの使用量を減らすためによく使用されますが、CPU 使用率が増加するため、バックアップ速度が低下するという影響があります。要件に応じて、3 種類のオプションから 1 つを選択できます。
- 暗号化の有効化: 暗号化設定が有効になっていることを指定します。このオプションを選択する場合、暗号化パスワードの指定と確認が必要です。
- データの暗号化とは、解読メカニズムがなければ理解できない形式にデータを変換することです。Arcserve UDP ソリューションでは、安全な AES (Advanced Encryption Standard)暗号化アルゴリズムを使用し、指定したデータに対して最大限のセキュリティおよびプライバシーを確保します。データ ストアについては、暗号化または暗号化なしがサポートされています。暗号化する場合は、AES-256 のみ使用可能です。
- バックアップが実行されたコンピュータにリストアする場合、パスワードは必要とされません。ただし、別のコンピュータにリストアする場合は、データ ストアに設定されているパスワードではなく、ポリシーに設定されているパスワードが必要です。
- 注: データ ストアの作成後は、デデュプリケーション、圧縮、または暗号化を有効または無効にすることはできません。
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- Arcserve クラウド サイバー レジリエント データ ストアが正常に追加されます。