Google Cloud に対する仮想スタンバイ タスクのプランへの追加
バックアップ データを仮想マシン形式に変換して仮想マシンを作成するために、Google Cloud に対する仮想スタンバイ タスクを作成します。
注:
- Google Cloud に対する仮想スタンバイでは、スタンバイ VM の自動起動がサポートされません。
- 自動電源オンが設定されたソース マシンの VM の自動電源オンに関する電子メール アラートを有効にしても、アラートは送信されません。
- プランを一時停止すると、仮想スタンバイ ジョブは開始されません。プランを再開しても、仮想スタンバイ ジョブは自動的に再開されません。この仮想スタンバイ ジョブを開始するには、手動で別のバックアップ ジョブを実行する必要があります。また、プランが一時停止されている場合は、[仮想スタンバイの一時停止/再開]オプションは使用可能になりません。プランの一時停止後に仮想マシンを自動的に開始したくない場合は、手動でノード用のハートビートを一時停止します。
以下の手順に従います。.
- 左ペインから[タスクの追加]をクリックします。
- 新しいタスクは左ペインに追加されます。
- [タスクの種類]ドロップダウン メニューで、[仮想スタンバイ]を選択します。
- 仮想スタンバイ タスクが追加されます。
- [ソース]タブから、仮想スタンバイ タスクで使用するソースを選択します。
- [仮想化サーバ]タブをクリックします。
- 仮想化の種類として Google Cloud を選択し、詳細を入力します。
- [仮想マシン]タブをクリックし、基本設定、クラウド ストレージ設定、およびネットワーク設定の詳細を入力します。
- 以下の仮想マシン オプションを Google Cloud に適用します。
- [仮想マシン]タブをクリックし、基本設定、クラウド ストレージ設定、およびネットワーク設定の詳細を入力します。
- [詳細設定]タブをクリックし、以下の詳細を指定します。
- 電子メールの設定 - 電子メールの設定を指定できます。[電子メールの設定]をクリックして、電子メール サーバおよびプロキシ サーバの詳細を設定します。電子メールの設定方法の詳細については、「電子メールとアラートの設定」を参照してください。
- ソース マシンのハートビートがない場合 - モニタ サーバがソース サーバからのハートビートを検出しない場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- 自動電源オンが設定されたソース マシンに対して VM の電源がオンになった場合 - ハートビートが検出されない場合に自動的に電源がオンになるよう設定された仮想マシンの電源をオンにした場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- 手動電源オンが設定されたソース マシンに対して VM の電源がオンになった場合 - 仮想マシンの電源を手動でオンにした場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- 仮想スタンバイ エラー/失敗/クラッシュ - 変換処理中に発生したエラーを検出した場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- 仮想スタンバイは成功しました - 仮想マシンで正常に電源がオンになったことを検出した場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- 仮想スタンバイが復旧ポイント スナップショットから正常に開始しなかった場合 - 仮想マシンの電源が自動的にオンにならず、[自動的に仮想マシンを開始する]オプションが指定されていることを検出した場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- ハイパーバイザにアクセスできない場合 - ESX Server システムまたは Hyper-V システムと通信できないことを検出した場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。
- VM ストレージ空き容量が次の値より少ない場合 - 定義されたハイパーバイザ パス上のディスク空き容量が十分でないことが検出された場合、仮想スタンバイはアラート通知を送信します。これが検出されるのは、ディスク空き容量がユーザ定義のしきい値を下回った場合です。しきい値は、ボリュームの絶対値(MB)またはその容量の割合として定義できます。
- [保存]をクリックします。
- 変更が保存され、仮想スタンバイ タスクが自動的に仮想スタンバイ サーバに展開されます。
仮想化の種類 - Google Cloud
仮想化の種類
仮想化の種類として[Google Type (Google タイプ)]を指定します。
アカウント名
Google Cloud にアクセスするための既存の Google Cloud アカウントを選択します。[追加]をクリックして新規アカウントを追加することもできます。詳細については、「Google Cloud のクラウド アカウントの追加」を参照してください。
コンピューティング リージョン
クラウド プロキシが配置されている Google Cloud のリージョンを選択します。Arcserve UDP は、すべての Google Cloud グローバル リージョンをサポートしています。
コンピューティング ゾーン
クラウド プロキシが配置されている Google Cloud のコンピューティング ゾーンを選択します。Arcserve UDP は、Google Cloud のすべてのコンピューティング ゾーンをサポートしています。
VSB クラウド プロキシ
選択したリージョンでクラウド プロキシとして 1 つの Google Cloud インスタンスを指定します。
注: Google Cloud インスタンスに Arcserve UDP エージェントがインストールされている必要があります。
ユーザ名およびパスワード
VSB クラウド プロキシでログインするための認証情報を指定します。
プロトコル
VSB クラウド プロキシ上のソース Arcserve UDP エージェント間の通信に使用するプロトコルとして、HTTP または HTTPS を指定します。
ポート
ソース サーバと VSB クラウド プロキシとの間のデータ転送に使用するポートを指定します。
注: クラウド プロキシはデータ転送に使用されるため、TCP 8014 や 4091 など、関連するポートが Google VPC ファイアウォール セキュリティ グループで受信アクセスのために有効になっている必要があります。
VM 名プレフィックス
Google Cloud 上の仮想マシンの表示名に追加するプレフィックスを指定します。
デフォルト値: udpvm-
復旧ポイント スナップショット
仮想スタンバイ マシンの復旧ポイント スナップショット(復旧ポイント)の数を指定します。
変換されなかったすべてのセッションを単一の復旧ポイント スナップショットに統合
次にスケジュールされている VSB ジョブを実行するときに、変換されなかったすべてのセッションを組み合わせて単一の復旧ポイント スナップショットに変換するかどうかを指定します。
デフォルト: 選択
インスタンス タイプ
Google Cloud では、異なるユース ケースに合わせて最適化されたさまざまなインスタンス タイプが提供されています。インスタンスはアプリケーションを実行できる仮想サーバです。インスタンス タイプはさまざまな CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク容量の組み合わせによって構成されているため、アプリケーションのリソースとして適切な組み合わせを柔軟に選択できます。インスタンス タイプの詳細およびコンピューティングのニーズを満たすインスタンスの選択については、こちらのリンクを参照してください。
ストレージ設定
Compute Engine では、VM 用のディスク ベースのストレージ オプションがいくつか提供されています。詳細については、こちらのリンクを参照してください。
ネットワーク設定
Google Cloud 上の仮想スタンバイ仮想マシンの VPC、サブネット、NIC、ファイアウォールを定義できます。
注: [パブリック IP の自動割り当ての有効化]チェック ボックスがオンになっている場合は、Google Cloud の制限により、1 つの NIC のみが Google Cloud にマップされ、その他は破棄されます。
クラウドへのデータ転送スロットル スケジュールの追加
詳細については、「クラウド スロットル スケジュールへのデータ転送の追加」を参照してください。
自動的に仮想マシンを開始する
仮想マシンを自動的に開始するかどうかを指定します。
注: このオプションは、ホスト ベース仮想マシン ノードおよびリモート復旧ポイント サーバからレプリケートされたノードでは使用できません。仮想スタンバイ タスクのソースは別のサイトにレプリケートされたものです。仮想スタンバイ ソースはレプリケーション タスクであり、Google Cloud 内のレプリケーション ターゲット RPS です。
タイムアウト
復旧ポイント スナップショットの電源がオンになる前に、モニタ サーバでハートビートを待機する必要がある時間を指定します。
周期
ソース サーバがハートビートをモニタ サーバに伝える周期を指定します。
例: 指定されたタイムアウト値は 60 です。指定された周期の値は 10 です。ソース サーバは、10 秒の間隔でハートビートを伝えます。モニタ サーバで、最後にハートビートが検出されてから 60 秒以内に次のハートビートを検出しない場合、モニタ サーバは最新の復旧ポイント スナップショットを使用して仮想マシンの電源をオンにします。
電子メール アラートの有効化
指定した設定に従って電子メール アラートを受信します。このオプションを選択すると、電子メール アラートのさらに多くのカテゴリが選択できるようになります。
注: リモート復旧ポイント サーバからレプリケートされたノードの場合、または仮想スタンバイ タスクのソースが別のサイトにレプリケートされるものである場合、このオプションは使用できません。
注: リモート復旧ポイント サーバからレプリケートされたノードの場合、または仮想スタンバイ タスクのソースが別のサイトにレプリケートされるものである場合、このオプションは使用できません。また、このオプションは、ホスト ベースの仮想マシン ノードに対しても使用できません。