以前のリリースから Arcserve UDP 10.0 にアップグレードする方法
インストールをアップグレードすると、機能またはコンポーネントが上位リリースとして再インストールされます。アップグレード処理では、現在の設定のほとんどを維持して、古い Arcserve UDP データベースに保存されている情報を新しい Arcserve UDP データベースにマイグレートします。
アップグレードに関する考慮事項
- Arcserve UDP 10.0 のハードウェア要件を満たしているかどうかを確認します。詳細については、「UDP 10.0 リリース ノート」の「システム情報」を参照してください。
- Arcserve UDP 10.0 でサポートされているプラットフォーム、ハイパーバイザ OS、アプリケーションのバージョンが必要です。詳細については、「動作要件」を参照してください。
- 6.5.3 またはサポートされている以前のバージョンからアップグレードする前に、既存のプランの一時停止を回避します。アップグレードの前にプランが一時停止された場合は、関連するすべての RPS がアップグレードされるまでプランを再開できません。
- Arcserve UDP 10.0 の製品キーを購入し、準備しておきます。
- 以前のバージョンの Arcserve Exchange Granular Restore (AEGR)スタンドアロン ユーティリティ(Arcserve UDP バージョン 5.0 用)を削除します。これが検出された場合、インストール ウィザードでは削除するように促されます。
- 古いプランは、以下に説明するアップグレードのすべての手順で正しく動作します。
以下の手順に従ってアップグレードします。
- MSP の場合、以前の Arcserve UDP コンソールを Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- この手順は、旧リリースで[タスク: リモートで管理されている RPS からレプリケート]が設定されている場合にのみ必要となります。
- 注:
- ノードにコンソールのみがインストールされている場合は、コンソールをアップグレードしてください。コンソールをアップグレードするために実行中のジョブを停止するは必要はありません。
- ノードにコンソールと RPS がインストールされている場合は、アップグレードの前に、ジョブが実行されていない時間にコンソールをアップグレードするように計画してください。必要に応じて、RPS のデータ ストアを停止し、コンソールをアップグレードする前に実行中のジョブをキャンセルします。
- コンソールをアップグレードする方法の詳細については、「セットアップ ウィザードを使用した Arcserve Unified Data Protection のインストール」または「統合インストーラを使用した Arcserve UDP のインストール」を参照してください。
- MSP の場合、以前の Arcserve UDP RPS を Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- この手順は、旧リリースで[タスク: リモートで管理されている RPS からレプリケート]が設定されている場合にのみ必要となります。
- 注:
- アップグレードする前に、ジョブが実行されていないときに RPS をアップグレードするように計画してください。必要に応じて、RPS のデータ ストアを停止し、RPS をアップグレードする前に実行中のジョブをキャンセルします。
- RPS をアップグレードする方法の詳細については、「復旧ポイント サーバのインストール/アップグレード」を参照してください。
- 顧客の場合、以前の Arcserve UDP コンソールを Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- 注:
- ノードにコンソールのみがインストールされている場合は、コンソールをアップグレードしてください。コンソールをアップグレードするために実行中のジョブを停止するは必要はありません。
- ノードにコンソールと RPS がインストールされており、ジョブが RPS で実行されている場合は、RPS のデータ ストアを停止して、実行中のジョブをまずキャンセルします。次に、コンソールをアップグレードします。
- コンソールをアップグレードする方法の詳細については、「セットアップ ウィザードを使用した Arcserve Unified Data Protection のインストール」または「統合インストーラを使用した Arcserve UDP のインストール」を参照してください。
- 顧客の場合、以前の Arcserve UDP レプリケーション ターゲット RPS を Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- 注:
- Arcserve UDP 10.0 では、Arcserve UDP バージョン 6.5.x のソース RPS から Arcserve UDP 10.0 のターゲット RPS へのレプリケーションがサポートされています。プランに複数のレプリケーション タスクが含まれている場合は、最後のレプリケーション ターゲット RPS をまずアップグレードします。
- Arcserve UDP 10.0 のソース RPS からそれより低いバージョンのターゲット RPS へのレプリケーションは、ターゲット RPS が Arcserve UDP 6.5 Update 4 バージョンである場合にのみサポートされます。
- RPS をアップグレードする方法の詳細については、「復旧ポイント サーバのインストール/アップグレード」を参照してください。
- 顧客の場合、以前のレプリケーション ソース RPS を Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- 注: RPS をアップグレードする方法の詳細については、「復旧ポイント サーバのインストール/アップグレード」を参照してください。
- 顧客の場合、以前のプロキシおよびエージェントを Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- 注:
- Windows エージェントレス プロキシおよびエージェントをアップグレードする方法の詳細については、「ノードへのエージェントの展開」を参照してください。
- Linux バックアップ サーバをアップグレードする方法の詳細については、「Arcserve UDP エージェントをアップグレードする方法(Linux)」を参照してください。
- 顧客の場合、以前の VSB モニタまたはインスタント VM 復旧サーバを Arcserve UDP 10.0 にアップグレードします。
- 注: VSB モニタをアップグレードする方法の詳細については、「セットアップ ウィザードを使用した Arcserve Unified Data Protection のインストール」または「統合インストーラを使用した Arcserve UDP のインストール」を参照してください。