Amazon EC2 に対するアドホック仮想スタンバイ
アドホック仮想スタンバイ マシンを作成するには、復旧ポイントを Amazon EC2 マシン形式に変換します。スタンバイ VM には、ソース ノードと同じデータ、同じ数のディスク、ネットワーク設定が含まれます。
このセクションでは、Amazon EC2 クラウドでアドホック仮想スタンバイ マシンを作成する方法について説明します。
注:
- 仮想スタンバイ タスクは、バックアップ タスクが有効な復旧ポイント スナップショットを作成した場合にのみ実行されます。
- アドホック VSB のソースは、[リソース]タブの左ペインの[仮想スタンバイ]に表示されません。
以下の手順に従います。
- [VM の場所(ステップ 2/4)]画面で、アドホック スタンバイ VM のハイパーバイザの詳細を指定します。
- [ハイパーバイザの種類]では、ドロップダウン リストから[Amazon EC2]をハイパーバイザとして選択します。
- ホストは、ドロップダウン リストから既存のハイパーバイザを選択するか、新しいハイパーバイザを追加します。
- 新しいハイパーバイザを追加するには、以下の手順に従います。
- [ホスト]ドロップダウン リストから、[+ 新しいハイパーバイザの追加]をクリックします。
- [ハイパーバイザの追加]ダイアログ ボックスで、必要に応じて以下の詳細を指定し、[OK]をクリックします。
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- 新しいハイパーバイザがアドホック スタンバイ VM のホストとして追加されます。
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- [次へ]をクリックします。
- [仮想マシン設定]画面が表示されます。
アカウント名
既存の Amazon AWS アカウントを選択して、AWS EC2 にアクセスします。[追加]をクリックして新規アカウントを追加することもできます。詳細については、「Amazon EC2 のクラウド アカウントの追加」を参照してください。
EC2 リージョン
クラウド プロキシが置かれている EC2 リージョンを指定します。Arcserve UDP では、すべての EC2 グローバル リージョンと EC2 中国リージョンをサポートしています。
注: Amazon EC2 の管理者アカウントまたは管理者権限を持つアカウントを使用するようにしてください。
VSB クラウド プロキシ
選択したリージョンでクラウド プロキシとして 1 つの EC2 インスタンスを指定します。
注: EC2 インスタンスに Arcserve UDP エージェントがインストールされている必要があります。
ユーザ名およびパスワード
VSB クラウド プロキシでログインするための認証情報を指定します。
プロトコル
VSB クラウド プロキシ上のソース Arcserve UDP エージェントとの通信に使用するプロトコルとして HTTPS を指定します。デフォルトで、HTTPS が選択されています。
ポート
ソース サーバと VSB クラウド プロキシとの間のデータ転送に使用するポートを指定します。
注: クラウド プロキシはデータ転送に使用されるため、TCP 8014、4091 など、関連するポートは AWS EC2 セキュリティ グループ内の受信にアクセスするために有効である必要があります。
接続テスト
VSB クラウド プロキシとの接続を確認できます。