前提条件と考慮事項の確認
以下の前提条件と考慮事項に対応していることを確認してください。
重要: Google Cloud で仮想スタンバイ(VSB)プロキシを作成したかどうかを確認してください。Google Cloud で VSB プロキシを作成する方法の詳細については、「Google Cloud に対する仮想スタンバイ ポリシーの作成」を参照してください。
前提条件
- 仮想スタンバイ マシンを作成するための有効な復旧ポイントがあります。以下のいずれかのタスクからの復旧ポイントが可能です。
- エージェント ベースの Windows のバックアップ
- ホスト ベースのエージェントレス バックアップ
- レプリケート
- リモート復旧ポイント サーバからのレプリケート
- 最初のディスクにシステム ボリュームをインストールします。ソース マシンのシステム ボリュームとブート ボリュームが同じディスク上にあることを確認します。
- 必要な VSB タスクを実行する最小限の権限があることを確認します。詳細については、「VSB タスクに必要な最小限の権限」を参照してください。
- 仮想スタンバイは、Linux ソースではサポートされていません。サポートされているオペレーティング システム、データベース、およびブラウザのリストを確認するには、「動作要件」を参照してください。
- Google Cloud で VPC ファイアウォール設定を構成し、TCP 8014 および TCP 4091 など、受信アクセスに関連するポートを開きます。
- Google Cloud アカウントが Google Cloud Platform にアクセスできることを確認します。Arcserve UDP はアカウントを提供しません。
- Google Cloud Platform ユーザが Google Cloud に対する VSB のために Google Cloud を制御および操作するには、特定の Google Cloud API 権限が必要です。詳細については、「Google Cloud に対する VSB を利用するサービス アカウントの詳細な IAM 権限の設定」を参照してください。
考慮事項
- アドホック VSB がサポートされるのは、バックアップ先がローカル ディスクまたは共有フォルダではなく Arcserve UDP 復旧ポイント サーバの場合のみです。
- Google Cloud の制約により、Google Cloud に対する VSB プランのソース ノードのシステムおよびブート ボリュームは最初のディスクに存在する必要があります。
- Google Cloud の制約により、TCP/IP 設定のカスタマイズは、Google Cloud インスタンスの最初のネットワーク インターフェースに適用できません。
- 外部 IP アドレスの割り当ては、Google Cloud インスタンスの最初のネットワーク インターフェースに対してのみ使用可能です。
- TCP/IP 設定のカスタマイズは、直接アクセスまたは VPN がプライマリ サイトと Google Cloud ネットワークの間に設定されている場合にのみ適用できます。それ以外の場合、カスタマイズによって Google Cloud インスタンスがアクセス不能になります。
- 注: ベスト プラクティスとして、仮想スタンバイが正常に動作することを確実にするために、アンチウイルス スキャンからファイルを除外することをお勧めします。詳細については、「アンチウイルス スキャンからのファイルの除外」を参照してください。