プランへの復旧ポイント コピー タスクの追加

復旧ポイント コピー タスクによって、復旧ポイントがバックアップ先からクラウド、共有フォルダまたはローカル ボリュームにコピーされます。

注: バックアップ ジョブの進行中にプランを一時停止すると、バックアップ ジョブが完了されて、復旧ポイントのコピー ジョブは開始されません。再びプランを再開する際に、復旧ポイントのコピー ジョブは自動的に再開されません。手動で別のバックアップ ジョブを実行して復旧ポイントのコピー ジョブを開始する必要があります。

以下の手順に従います。

  1. 左ペインで[タスクの追加]をクリックします。
  2. 新しいタスクは左ペインに追加されます。
  3. タスクの種類]ドロップダウン リストで、[復旧ポイントのコピー]を選択します。
  4. [復旧ポイントのコピー]タスクが追加されます。復旧ポイントのコピー(CRP)タスクで[ソース]タブを設定する必要はありません。また、バックアップ タスクからバックアップ先を表示することもできます。
  5. 復旧ポイント コピー プラン作成のソース画面
  6. 注: 以下のレジストリ キーを使用して、カスタマイズされた場所への復旧ポイントのコピー パスを設定します。
  7. [ソース]タブで、スケジュールを選択します。
  8. [コピー設定]タブで、以下の詳細を入力します。
  9. Destination Type (デスティネーションの種類)

    デスティネーションのタイプを指定します。クラウド ストレージ、ローカル ディスク、共有フォルダなどのいずれかのオプションを選択できます。デスティネーションの種類として、復旧ポイント サーバを選択することはできません。

    圧縮

    復旧ポイントのコピーの圧縮レベルを指定します。圧縮は、通常、ディスク容量の使用率を減らすために実行されますが、CPU 使用率が増加するため、バックアップ速度が低下するという影響があります。使用可能なオプションは、以下のとおりです。

    圧縮なし - 圧縮は実行されません。ファイルは純粋な VHD です。このオプションを使用すると、CPU 使用率は最も低くなります (最も高速で動作します)。ただし、バックアップ イメージのディスク容量の使用率は最大になります。

    圧縮なし - VHD - 圧縮は実行されません。ファイルは .vhd 形式に直接変換されます。手動操作は必要ありません。このオプションを使用すると、CPU 使用率は最も低くなります (最も高速で動作します)。ただし、バックアップ イメージのディスク容量の使用率は最大になります。

    標準圧縮 - 標準圧縮が実行されます。このオプションを使用すると、CPU 使用率とディスク容量使用率のバランスを適度に調節します。これはデフォルトの設定です。

    最大圧縮 - 最大圧縮が実行されます。このオプションを使用すると、CPU 使用率が最も高くなります(最も低速で動作します)。ただし、ディスク容量の使用率は、最小になります。

    注: バックアップ イメージに圧縮可能でないデータ(JPG イメージ、ZIP ファイルなど)が含まれている場合、それらのデータを処理するために、追加のストレージ スペースを割り当てることができます。そのため、圧縮オプションを選択していて、バックアップに圧縮可能でないデータがある場合、実際にはディスク容量の使用率が増大する場合があります。

    暗号化アルゴリズム

    復旧ポイントのコピーに使用される暗号化アルゴリズムの種類を指定します。利用可能なオプションは、暗号化なし、AES-128、AES-192、および AES-256 です

    暗号化パスワード

    デスティネーション セッションを暗号化するために使用する暗号化パスワードを指定します。復旧ポイントのコピーからリストアする場合、このパスワードを入力して認証を確認する必要があります。

    暗号化パスワードの確認

    パスワードを再入力します。

  10. スケジュール]タブをクリックして、ジョブのスケジュールを指定します。
  11. スケジュール オプションを使用して、復旧ポイントの複数のスケジュールを追加できます。また、以下の事項を考慮してください。
  12. 注: 成功したバックアップの数は、設定されている日単位、週単位、月単位のバックアップすべてに対してカウントされます。
  13. 変更の保存]をクリックします。
  14. 変更が保存され、復旧ポイント コピー タスクが自動的にノードに展開されます。

復旧ポイント コピー プランが正常に作成され、展開されました。