プランへの仮想スタンバイ タスクの追加

バックアップ データを仮想マシン形式に変換して仮想マシンを作成するために、Azure に対する仮想スタンバイ タスクを作成します。仮想スタンバイ機能は、ソース ノードがダウンすると同時に仮想マシンがソース ノードを引き継げるように、ソース ノードのハートビートもモニタします。

注:

以下の手順に従います。

  1. 左ペインから[タスクの追加]をクリックします。
  2. 新しいタスクは左ペインに追加されます。
  3. タスクの種類]ドロップダウン メニューで、[仮想スタンバイ]を選択します。
  4. 仮想スタンバイ タスクが追加されます。
  5. ソース]タブから、仮想スタンバイ タスクで使用するソースを 1 つ選択します。
  6. 仮想化サーバ]タブをクリックし、仮想化サーバおよびモニタリング サーバ詳細を入力します。
  7. 仮想化の種類 - Azure

    仮想化の種類

    仮想化の種類として Azure を指定します。

    アカウント名

    既存の Azure アカウントを選択します。[追加]をクリックして新規アカウントを追加することもできます。

    詳細については、「クラウド アカウントを追加する方法」を参照してください。

    リソース グループ

    リソース グループを指定します。Azure 内にリソース グループが必要です。

    手順については、Azure のリソース グループに関する Microsoft ドキュメントを参照してください。

    地域

    スタンバイ VM を配置する Azure リージョンを選択します。リージョンの詳細については、Azure のリージョンに関するドキュメントを参照してください。

    モニタ

    ソース サーバのステータスをモニタするサーバのホスト名を指定します。

    注:

    ユーザ名

    モニタリング システムにログインするためのユーザ名を指定します。

    パスワード

    モニタリング システムにログインするためのユーザ名用のパスワードを指定します。

    プロトコル

    Arcserve UDP とモニタ サーバ間の通信に使用するプロトコルとして、HTTP または HTTPS を指定します。

    ポート

    Arcserve UDP とモニタ サーバ間のデータ転送に使用するポートを指定します。

  8. 仮想マシン]タブをクリックし、[VM ベーシック設定]、[VM データ ストア(VMware 用)]、[VM パス(Hyper-V 用)]および[VM ネットワーク]に詳細を入力します。
  9. VM 名プレフィックス

    Azure 上の仮想マシンの表示名に追加するプレフィックスを指定します。

    デフォルト値: UDPVM_

    復旧ポイント スナップショット

    スタンバイ仮想マシンの復旧ポイント スナップショット(復旧ポイント)の数を指定します。Azure の場合、復旧ポイント スナップショットの最大数は 29 です。

    デフォルト値: 5

    変換されなかったすべてのセッションを単一の復旧ポイント スナップショットに統合

    次にスケジュールされている VSB ジョブを実行するときに、変換されなかったすべてのセッションを組み合わせて単一の復旧ポイント スナップショットに変換するかどうかを指定します。

    デフォルト: 選択

    仮想マシンのサイズ

    Microsoft Azure では多様な仮想マシンのサイズが用意されており、さまざまなユース ケースに合わせて最適化されています。仮想マシンのサイズの CPU、メモリ、ストレージ、およびネットワーキング キャパシティの組み合わせはそれぞれ異なります。仮想マシンのサイズと各サイズによってコンピューティング ニーズを満たす方法の詳細については、「Azure の Windows 仮想マシンのサイズ」を参照してください。

    ストレージ アカウント名

    ストレージ アカウント名を選択します。Azure 内にストレージ アカウント名が必要です。ストレージ アカウントの種類として、Storage (汎用 v1)または StorageV2 (汎用バージョン v2)を選択します。詳細については、Microsoft ドキュメントの「Azure ストレージ アカウントについて」を参照してください。

    仮想ネットワーク

    仮想ネットワークを選択します。Azure 内に仮想ネットワークが必要です。詳細については、Azure の仮想ネットワークに関する Microsoft ドキュメントを参照してください。

    サブネット

    選択した仮想ネットワークに従ってサブネットを選択します。Azure 内にサブネットが必要です。詳細については、Azure のサブネットに関する Microsoft ドキュメントを参照してください。

    ネットワーク セキュリティ グループ

    ネットワーク セキュリティ グループを選択します。Azure 内にネットワーク セキュリティ グループが必要です。関連するポート(リモート デスクトップ用に 3389、Arcserve UDP 通信用に 8014、8015 など)を開くセキュリティ グループ ルールを設定します。手順については、ネットワーク セキュリティ グループに関する Microsoft ドキュメントを参照してください。

    パブリック IP の自動割り当ての有効化

    パブリック IP の自動割り当てが有効になっている場合は、スタンバイ VM が Azure で起動したときに、パブリック IP がスタンバイ VM に自動的に割り当てられます。

  10. 詳細設定]タブをクリックし、以下の詳細を指定します。
  11. 自動的に仮想マシンを開始します

    仮想マシンを自動的に開始するかどうかを指定します。

    注: このオプションは、ホスト ベース仮想マシン ノードおよびリモート復旧ポイント サーバからレプリケートされたノードでは使用できません。仮想スタンバイ タスクのソースは別のサイトにレプリケートされたものです。仮想スタンバイ ソースはレプリケーション タスクであり、Azure 内のレプリケーション ターゲット RPS です。

    タイムアウト

    復旧ポイント スナップショットの電源がオンになる前に、モニタ サーバでハートビートを待機する必要がある時間を指定します。

    周期

    ソース サーバがハートビートをモニタ サーバに伝える周期を指定します。

    例: 指定されたタイムアウト値は 60 です。指定された周期の値は 10 です。ソース サーバは、10 秒の間隔でハートビートを通信します。モニタ サーバで、最後にハートビートが検出されてから 60 秒以内に次のハートビートを検出しない場合、モニタ サーバは最新の復旧ポイント スナップショットを使用して仮想マシンの電源をオンにします。

    ジョブ パラメータのカスタマイズ

    以下のオプションのジョブ パラメータをカスタマイズすることができます。

    電子メール アラートの有効化

    指定した設定に従って電子メール アラートを受信します。このオプションを選択すると、電子メール アラートのさらに多くのカテゴリが選択できるようになります。

  12. 保存]をクリックします。
  13. 変更が保存され、仮想スタンバイ タスクが自動的に仮想スタンバイ サーバに展開されます。
  14. 注: 仮想スタンバイ タスクが完了すると、仮想マシンのスタンバイ ボリュームが作成されます。スタンバイ仮想マシンは、Arcserve UDP から仮想マシンの電源が投入された後にのみ作成されます。

Azure に対する仮想スタンバイ プランが正常に作成され、展開されました。