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ファイル コピー フィルタの仕組み
ファイルおよびフォルダに対するファイル コピー ソース フィルタは、以下のように機能します。
- 「d2darc」および「ASBUARC」拡張子を持つファイルは常にスキップされます。
- システム属性および一時属性を持つファイルは常にスキップされます。
- Windows、Program Files、および Arcserve UDP エージェント(Windows) インストール フォルダは常に(「ファイル コピー」と「ファイル コピー - ソースの削除」ポリシーの両方で)スキップされます。
- フィルタには以下の優先順位が使用されます(優先順位が高い順に示します)。
- 「ディレクトリの除外」フィルタ
- 「ファイルの除外」フィルタ
- 「ディレクトリの組み込み」フィルタ
- 「ファイルの組み込み」フィルタ
- 組み込み条件
- すべての場所のシステムおよびアプリケーション ファイルを除外 (Exchange および SQL のみ)。 (このフィルタは「ファイル コピー - ソースの削除」ポリシーにのみ適用可能です)。
- ファイルがコピーされるのは、「フォルダの組み込み」または「ファイルの除外」フィルタと一致した場合のみです(両方のフィルタ要件を満たす必要はありません)。
- ファイル フィルタはファイル名に対して適用され、パスに依存しません。
たとえば、「Test.txt」、「Hellotest.txt」、および「TestHello.txt」という 3 つのファイルがある場合、これらのフィルタによって生成される結果は以下のとおりです。
- Test*.txt フィルタでは、Test.txt と TestHello.txt のみが一致します。
- Test* フィルタでは、Test.txt と TestHello.txt が一致します。
- Test フィルタでは、何も一致しません。
- *.txt フィルタでは、すべてのファイルが一致します。
- *test フィルタでは、何も一致しません。
- フォルダ フィルタは、ポリシー ソース レベルで適用されます。
たとえば、以下のディレクトリ構造が存在するとします。
C:
->Z99
-> ->A00
-> -> ->B01
-> -> ->C01
-> -> ->D01
- この場合、ファイル コピー ソースを「C:\Z99\A00」に設定し、フォルダの組み込みフィルタ b* を適用した場合、c:\Z99\A00\B01 の下のすべてのファイルがコピーされます。
この例では、ソースには親フォルダが含まれ、「b」の後ろにアスタリスクが置かれています。 その結果、「A00」の下にあり、「b」で始まるすべてのフォルダ内のすべてのファイルがコピーされます。
- ファイル コピー ソースを「C:\Z99」に設定し、フォルダの込み込みフィルタ b* を適用した場合、このフィルタはどのフォルダとも一致せず、ファイルはコピーされません。
この例では、ソースに親の親フォルダ「Z99」が含まれていますが、親フォルダ「A00」は含まれていません。 その結果、「Z99」の直下にある「b」フォルダは存在せず、ファイルはコピーされません。
- しかし、フィルタとして *b* を指定した場合、「b」で始まるすべての下位フォルダと一致し、それらの「b」フォルダ内のすべてのファイルがコピーされます。
この例では、アスタリスクは「b」の前に置かれています。 その結果、「C:\Z99」の下にあり、「b」で始まるすべてのフォルダ内のすべてのファイル(ルート レベルは関係ない)がコピーされます。
- ファイル コピー ソースを「C:\Z99」に設定し、フォルダの組み込みフィルタ *01 を適用した場合、「01」を含むすべての下位フォルダ(B01、C01、および D01)がコピーされます。
この例では、アスタリスクが「01」の前に置かれています。 その結果、「01」を含むすべての下位フォルダ内のすべてのファイル(ルート レベルは関係ない)がコピーされます。
注: フォルダ フィルタは、常にポリシーで指定されているソース フォルダ パスを基準として指定します。
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