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追加管理アカウントを使用してノードを更新する

追加管理アカウントとは、デフォルトの管理者を使用していないアカウントのことです。 そのようなアカウントは、非組み込み管理アカウントとも呼ばれます。 ノードの更新およびプレフライト チェック(PFC)機能は、ノードの更新で指定されているアカウントを使用して仮想マシンに接続し、関連するチェックを実行します。

注: ノードの更新機能を実行するときは、組み込み管理者アカウントまたは組み込みドメイン管理者アカウントのいずれかを使用する必要があります。 必要な場合は非組み込み管理者アカウントを使用できますが、その前に、使用するアカウントに必要な管理者権限があることを確認する必要があります。

次の手順に従ってください:

  1. 別のマシンから追加管理者アカウントを使用して、\\[VM host name]\ADMIN$ にアクセスできることを確認します。 問題がある場合は、「ファイルとプリンタの共有」がファイアウォールによってブロックされているかどうかを調べます。 ファイアウォールの設定に問題がない場合は、UAC リモート アクセスを無効にする必要がある可能性があります。 UAC リモート アクセスを無効にする方法については、「追加管理アカウントを使用した仮想マシンのインポート」を参照してください。
  2. VMware では、ノードを更新すると、PFC を実行するためのツールが Arcserve UDP によって VM に自動的にインストールされます。 アカウントに必要な権限があることを確認するには、以下の手順に従います。
    1. 非組み込み管理者アカウントを使用して、仮想マシンにログインします。
    2. C:\Windows から C:\ にファイルを 1 つコピーし、以下のメッセージが表示されないことを確認します。

      追加管理アカウント使用中のコピー先フォルダ アクセス拒否のメッセージ

    3. 問題がある場合は、secpol.msc - [ローカル ポリシー] - [セキュリティ オプション]でユーザ アカウント制御(UAC)の設定を変更することによって変更できます (Secpol.msc は Microsoft のセキュリティ ポリシー エディタです)。

      注: コントロール パネルから表示される[ユーザー アカウント制御の設定]ダイアログ ボックスで UAC を無効にしないでください。

      UAC 環境設定の変更の詳細については、対応する Microsoft のドキュメントを参照してください。

  3. Hyper-V VM の場合、追加管理者アカウントには「追加管理アカウントを使用した仮想マシンのインポート」で説明されている権限と同様の権限が必要です。